Too, about!!
サブタイトル:
【意味】↴
アバウトすぎる。
準備が終わり、圭介と歩とも合流し、無事にお祭りが開始した。
と、とたんに、お客の行列がぞろぞろと並んだ。
美「さぁーみんな! さっき教えた通り
やるのよ! 困った時はaboutに!!OK?」
茜&理&歩「OK!!」
勇「なにがアバウトだよ!! ダメだろそんなんじゃ」
圭「このお祭りだと人気屋台ベスト3に
このソースせんべいが入ってんだよな!」
美「だからお客さんも絶えないの!
だからいい? 困った時はabout!!」
勇「だからの意味がわからね--⋯。」
そんなことを言っていたが、勇太は仕方なくやっていた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「お疲れ様でした!! また、明日もよろしくね^^」
美「いえいえ、こちらこそっ」
茜「お疲れさまでしたーっ^^」
お祭りのお手伝いは3時間ほどで終わった。
お礼に、焼きそばやアイスなどをもらった。
歩「いやぁーでも、こんなにお土産がもらえるとは♪」
圭「報酬ですな~」
美「でも、そろそろ時間も時間だし、帰ろっか⋯」
勇「そーだな。」
茜「じゃ、解さーーーん!!!!!」
というわけで、1日目はここら辺で終わった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
[09.04.sat]
美「さぁ、今日もaboutに!!」
「「「「おーっ!!!」」」」
勇「なんでアバウトが主流になってんだよ!!」
と言っていたが、もうお祭り開始あたりから
来場者が込み合っていた。
昨日は歩と茜が会計で、美玖と理央が接客していて、
あとはサボっていた。が、今日はサボる暇もなさそうだ。
歩「やっぱり土曜日となると、すごいねーっ⋯」
理「親子連れに⋯友達連れに⋯
あ! 6年1組のみんなだ!!」
みんな『やっほーっ!!』
美「おぉーみんなじゃん!!」
坂田大樹に飯田遼、天野真帆や矢野翔太など、
6年1組の面子が勢ぞろいで来ていた。
圭「さぁ、ここで一気に売り込むぞ!!」
勇「お前は儲かることしか考えてないんだな⋯;」
そこに、真帆が手を組んでたった。
真「なんだかんだいって、あんたら仲良いじゃない^^」
遼「プールんときも対決してたよな」
茶化されたと感じた圭介も反論した。
圭「そーいうお前らも何だ? デートか?」
しかし、真面目な真帆は冗談だと分かりながらも
照れてしまい、何もいえなかった。
しかし、遼が
遼「そんなわけねーだろ。」
と、ちっとも照れを見せずにフォローした。
歩「クールですなぁ⋯。」
理「ですなぁ⋯///」
茜「あれ? もしかして、理央⋯」
そんな会話もよそに、みんな他の屋台へ行ってしまった。
圭「ちっ⋯売り込めなかった⋯」
美「大体、接客すらしてなかっただろっ」
勇「ごもっとも。」