脱線、朝食。
今回、著者の本音が出てます。
美玖は走って和室を出た。
すると、陸にぶつかった。
正確にいえば、陸の胸にぶつかった。
陸は身長179㌢。
この一家は結構みんな背は大きいようだ。
美「あっ⋯! 陸⋯ごめん、飛鳥どこにいる?」
陸「多分キッチン、もうすぐ朝飯作るとか言ってたような⋯。
急いだほうがいいよ^^」
美「急いだほうがいいって⋯あんた、まさか
悪戯のこと知ってるんじゃないでしょうねぇ?」
陸「俺なんもいってねえーって!!
ほら、急がねえと!!^^;」
美「そうかしら⋯、まあいいわ。」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
美「⋯あっいた!!」
どこにもいないかと思っていたら、
トイレから出てきた。
飛「どーした?」
美「あの悪戯は何なのよ?」
飛鳥は少し、びくっと動いた。
飛「いや⋯起こしちゃ悪いと思って⋯
それに、朝飯何がいいって書いたんだけど⋯」
美「十分起こされてるんですけど!」
飛「それより、朝飯は?」
美「あ⋯あぁ⋯。
なんでもいいんじゃない??」
この美玖の適当な返答に
飛鳥もやりかえす。
飛「じゃあ、虫でもいい??」
美「ギクッ」
実は、美玖は虫が大の苦手。
生物園に行けば、必ず大泣きで帰ってくるというほど。
それを知っている飛鳥はからかう。
美「で⋯できるもんならやってみなさいよ⋯(╬ಠ益ಠ)」
飛「わかったわかった! 冗談だってば★
で、何がいい?」
美「まだ聞くの?
何があるのよ?」
飛「食べもの。」
美「そんなんわかってる!」
飛「だから⋯何がいい?って」
美「⋯なんであたしに聞くのよ⋯。」
飛「陸が言うとなんか作りたくなくなる。」
美「そんなこと言って、
あたしが決めたらそんなこと
言うんじゃないんでしょうねぇ?」
飛「さぁ? 予想しろよ」
長い。
美「ホントに何でもいいってば!!」
この二人が喋ると、
飛「だから、虫。」
無駄に話が
美「黙れーっ!」
長くなる。
飛「いやいや、黙ったらだめだよ?
俺が朝飯当番だしよぉ。
大体、お前が昨日休むから
俺がまた1日やんなきゃいけなくなったんだし。」
おまけに、話が
美「はいはいはい、なんで高熱があっても
休んじゃいけないんですかー?」
脱線中。
そこに、あいつがやってきた。
勇「じゃあ、飛鳥君がお兄ちゃんとして
料理の見本を見せてあげれば?^^」
美「なんで飛鳥が見本なのよ!」
飛「俺のほうがうまいからだ。」
あーあぁ、勇太君。
勇「オムライスとか、オムライスとか、
チャーハンとか、オムライスとか、
なんか、難しいやつ作ってさ♪」
美「それはあんたが食べたいだけでしょ⋯」
飛「それでいいよ★ じゃあ、チャーハン!」
君のせいで終わらないよ、この小説。
美「なんでそこでチャーハンよ⋯!
今聞いてなかった?! 明らか
オムライスの回数のほうが多かったよね!?」
勇「いいっていいって♪ じゃ、オムライスぅ~」
美「いや、あんた、地味に嫌がらせしてるよ?」
飛「OK! じゃあ勇太君の要望で、チャーハン!!」
飛鳥、お前もな。
美「あんたも地味にチャーハンが食べたいのね⋯。」
勇「いやいや、オムライスっ♥」
飛「俺はチャーハンを愛してるさ?
世界で4位ぐらいに好きだから!」
美「いや⋯4位って超微妙なんだけど。」
勇「とにかく、オムライスで!」
美「じゃあ間を取って麻婆豆腐!!」
飛「あじゃあ、俺、間のその間をとって
チャーハンにすんわ!!」
勇「あじゃ、俺も間×無料大数で、オム!」
⋯
この3人だと話が終わりそうにないようだ。
これ、フェイクの中で結構好きですよw
朝飯を決めるだけで1話終わるっていう⋯。
夏の章がいつまでも続きそうで怖いです><。
まだ夏祭り回とか書きたいんですが⋯。