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フェイク  作者: ひなの.com
24/67

2人きり、再び。


勇「あ、今、母から承諾が。」


陸&飛「いえーい」


2人はハイタッチした。


美玖は、相変わらず呆れ顔だが。



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



美「あーもぉ意味わかんね」


風呂に入った後、リビングにて4人でUNOをやっていた。


勇太は案の定、楽しそうだ。


というより、家族のように馴染んでいる。


勇「おいっ、次、お前の番だぞっ」


美「あ、わるいわるいw えと⋯」


美玖が出したのは⋯。*WildDrawFoulワイルドドローフォーだった。


(*WildDrawfoulワイルドドローフォー

 現在の場札の色を指定できる上に

 次の手番の者に山札から4枚取らせることのできるカード)


飛「おいてめぇ⋯」


美「いやいやいやいやw」


飛鳥はWildDrawFoulワイルドドローフォーを持っていなかった。


それを引き金に、飛鳥地獄が始まった。


飛鳥をSkip(スキップ)で飛ばしまくったり、


Reverse(リバース)で、飛鳥直前で


手番が反対回りになったり、と。


生憎、飛鳥はビリっけつとなった。


陸「じゃあ⋯そろそろ寝ますか⋯?」


美「そーだねっ」


飛「なんで俺だけ後味悪いん??」


勇「まーいいじゃんっ」


陸「それより、

  お2人さんはこれからですからっ」


飛「そだねっ、また明日~♪」


バタンッ


陸と飛鳥は、和室へいってしまった。


「「⋯⋯」」


2人は、顔を見合わせた。


勇&美「え~~~!?!?」


勇「泊まるうえに一緒に寝るってか!?」


美「そんなのありえないわよ!!」


そう言い、2人は和室を叩くも、


ドアを開けてはくれなかった。


もう1度、2人は顔を見合わせた。


その顔を見て勇太は笑った。


すると、美玖もつられて笑っていた。


勇「別に⋯いつもと同じように

  過ごせばいいだけ⋯だもんな??^^」


美「あんたたちが思うようにはなりませんよーだっ」


美玖は和室に向かってそう叫んだあと、


勇太とともに部屋に戻った。


飛「そんなこといってよぉ⋯

  仲良しじゃねーか☆」


陸「いいじゃねえかっ」



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 



美「で、これからどーする??」


勇「えっΣ なんかすんの!?」


勇太は予想以上に驚いていた。


勇「そもそも⋯お前、風邪引いてたんじゃなかったん??」


美「おかげさまで、治っちゃったわよっ!(`-ω-)」


勇「⋯そ⋯そっかw

  それにしても、お前の寝顔はすごかったよ?」


美「え⋯見てたの!?///」


勇「悪いかよ⋯(好きな奴の寝顔ぐらい)。」


すると、美玖の顔はさらに赤く染まる。


美「ま⋯とにかく、寝ましょうよっ」


勇「それはいいんだけど⋯」


美「え?」


勇「俺、どこで寝りゃいいんだよ。」


美「あ。」


ベットは狭いし、部屋も狭い。


美「あ、あんたが⋯床で寝ればいいじゃない!!」


勇「は?! 床っつっても⋯

  カーペット敷いてあるだけで、

  ホントに床じゃねーか!!」


ガチャッ!!


いきなりドアが開いた。


飛「そんなことが起こると思って♥」


勇&美「え?」


飛「俺と兄ちゃんは、自分の部屋で寝るから、

  お前らは和室で寝りゃいいよっ^^」


美「まぁ⋯そっちのほうが⋯」


勇「まだいいかな⋯」


飛「OK!! 交渉成立っ!!」


美「え?! 交渉って何よ」


こうして、勇太と美玖は和室で寝ることになった。


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