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フェイク  作者: ひなの.com
23/67

告白、結論。


勇太は恥ずかしくなって、部屋をとびだす。


すると、ドアの前には、陸と飛鳥が。


ますます勇太は恥ずかしくなった。


勇「まさか⋯」


飛「うん、そのまさかだ」



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



陸「いやぁー、夕飯できた。って、

  知らせに行こうと思ったら⋯」


飛「なんか⋯面白い状況になってて⋯」


美「い⋯いつから⋯!?///」


陸「勇太君が、[そんな馬鹿なぁ]

  って、叫んでるところかなっ」


勇「じゃあ⋯全部聞こえてたの!?」


飛「まぁ⋯聞こえてないっていっちゃうと、

  ウソになるね^^」


陸「で、美玖の返事は??」


美「え?!?!」


まさかこの気まずい会話を


自分に振られるとは思ってもいなかった。


美「いや⋯あの⋯」


陸と飛鳥はガン見している。


美「ちょ、あんたらがいなかったら⋯」


陸&飛「あ、じゃ、部屋に⋯」


美「そしたら盗み聞きしてたじゃないのー!!!^^╬」


陸&飛「すんません⋯」


「「「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」」」」


この沈黙の状況の中、口を開いたのは、


飛「で?」


よりによって飛鳥(コイツ)だった。


美「あー、もう!! この状況、

  どうしたらいいの!? ねぇ!!」


勇「いや⋯俺に聞かれても⋯

  つか、返事は??」


飛「ほーら、勇太も気になってるってよ??」


美「いや⋯その⋯⋯//////

  (好きだけど⋯)////」


すると、その言葉を聞いた瞬間、


陸と飛鳥は2人で、ヒューヒューと言っていた。


陸「お姫様と王子様じゃないですか⋯♥」


飛「えぇ、まさしく、運命の出会いですね♥」


陸「じゃあ俺たちはその親族になれると!!」


美「いや⋯もうずっと前から血ぃつながってますから⋯。」


飛「あ、お母さんにもお父さんにも言わないから、

  安心しろっ♪」


美「いちばんあんたが信用ならんわ」


陸「とにかく、おめでとう♥」


美「そんなお祝いのされ方してもねぇ⋯」


美玖は、こんな兄2人に呆れていた。


飛「じゃあ、勇太、今日、泊まる??」


勇&美「え?!?!」


嬉しい半面、不安がよぎる。


飛「いや⋯あんまりにも2人が

  らぶらぶーんだからさ?♥」


飛鳥は分かっているのだろうか。


勇太は美玖のお見舞いで、きたというのに。


陸「まぁ⋯明日は休日だし、

  俺は構わないけど⋯

  勇太君の親御さんは??」


勇「あ⋯うち、親は共働きで⋯

  母が2日に1度に帰ってくるぐらいで、

  事情を話せばダイジョブかと。」


飛「じゃあ、賛成な人!!」


陸「はーい」


そして、少ししてから勇太が手を挙げた。


それに便乗したのか、美玖も小さく手を挙げた。


飛「交渉成立!!」


そうして、男2人のなかに、今日1日のみ、男1人が加わった。


美「あー、もう、むさくるしいわ!!」


勇「まぁまぁ⋯」


陸「まぁいつもと、そうは変わらないさ⋯」


飛「ましてや愛しの王子様と⋯♥」


美「飛鳥やめてよっ!⋯/////」


照れる美玖に、兄2人は笑っていた。


美玖の熱は、いろんな意味でどんどん上がるようだ。

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