恋の告白。
「おりゃーっ!」
「いっけぇーっ!」
そんな声がたくさん飛び交っていた。
流石は自称ゲーマー同士だ。
テクニックがうまい。しかし、
ゲーマー同士で釣り合ってしまい、
接戦となっている。しかし
2人とも、HPもあとわずかだ。
そこで、勇太が一気に攻撃を仕掛けた。
手元を見ると、ボタンを連打している。
それには美玖は防御するしかできず、
勇太はHPが徐々に減るのを待っていた。
しかしそこで、美玖が反撃を仕掛けた。
勇太は、ボタンを連打していたため、
回避することができなかった。
すると、勇太には大きな攻撃があたった。
そこで、勇太はHPが0になった。
美「やっふぃーっ♪
あったしのかっちぃー♥」
勇太が負け、試合終了となった。
勇「⋯え⋯。ちょ、ちょっと待てよ!?」
美「はい、待ちませーん♥
ルールはルールですよ??^^」
美玖は勇太のように、
ドSになりきり笑顔で追い詰める。
勇「いや⋯3回勝負にしよ」
美「あんたが決めたルールよっ
自分が守らないでどうすんの??w」
勇「いや⋯ルールは破るためあるんだ⋯ぜ?」
美「いやいやいやいや、ルールはルールなんでぇ」
美玖は、徐々に前進し、ベットの端まで追い詰めた。
勇「じゃあ⋯ホントに⋯ジャンケンで⋯」
半泣き状態で勇太は交渉した。
美「うーん、じゃあ、あたしがかったら、
あんたは絶対に言うのよ??
あんたがかったら、もう1度ゲームをやる。
それでどう??」
勇「チャンスをくれるなら⋯」
美「OK!」
「「最初はグー! じゃんけん、」」
勇&美「ぽんっ!!」
「⋯」
勇太はグー、美玖はパーを出していた。
勇「おーまいごっと⋯」
美「きゃっほーい♥
今日はついてるぜっ★」
勇「そ、そ、そ、そんな馬鹿なぁーっ!」
勇太はベットの上で、へたれこんだ。
美「チャンスは与えましたよ、勇太君?
さぁ、白状してもらおうか!!」
2番目とか、なっしんぐだよ??」
勇「いや⋯サブも入れちゃうと、いっぱい⋯」
美「とーにーかーく、1番よ!! 1番!!」
勇「⋯いや⋯ホントに⋯勝てると⋯思って⋯
⋯いざとなると⋯緊張する⋯;;;」
美「はいはいはい、どーでもいいから、
もう、言い訳とかいらないから!
はいせーのっ!」
しばらく沈黙が続いた。
すると、勇太は小声で、
勇「⋯⋯お前が⋯」
そう言い、勇太は美玖を指さす。
美「え? 何、あたしが先にいえって?」
勇「いや⋯そーじゃなくて⋯」
美「?? そーじゃなくて??」
勇「いま⋯目の前にいる。」
美「え⋯?」
衝撃の言葉だった。
勇「あー、もう、わかるだろ!?」
美「え!? あ!? え!?
いま何が起きた!?
ここはどこ、私は誰ー!!」
勇太も美玖も顔が真っ赤っかだった。
今回のゲーム対決のアレ、ストⅡをイメージしてますw
この時代には古い感じですけど⋯意外に盛り上がるじゃないですか?w
あたしは⋯今でも好きな人とよく対戦しますけどね♥