プール、口論。
先生「はーい、今日は、プール開きでーすっ」
――いきなりプール開きの話かよw
誰もがそう思うだろう。
先生「で、毎年君たちはプール
やってるんで、
分かると思うんでここは省略。」
先生は資料を見ながら読んでいる。
先生「んーっと、ってことで、
ま、フツ~に泳いで?^^
変わったところは⋯
男子は1,2組、女子は3,4組で
着替えること。ぐらいかね」
「なんだぁー。」
「それだけですかー。」
先生「まー、いいじゃない!!」
「先生!! それより、修学旅行の
情報とかないんですかーっ?」
先生「え? そーだなぁ⋯。
部屋番号⋯だったら、 男子は、201と202ね。
女子は、203と204と205。
202と203は隣同士!! 遊びに行けば?」
「えぇーっ!?!?」
「やだーっ」
美「ねぇねぇっ、みんな、
あんな風にいってるけど、
ホントは遊びたいんじゃないの?」
美玖はにっこり顔で勇太に聞く。
勇「さぁ? そんなこと言って、
お前だってそーだろ?」
勇太がからかう。
美「ななななな!!っ、んな訳
ないだろ! アホっ!!///」
美玖があわてる。
勇「なぁにぃ?? ホントは
203号室になりたいんじゃ
ないの? えぇ??」
勇太もにっこり顔で責める。
美「なんでそーなるのっ!
そーいうあんただって、
どーなのよ?! 両手に花ーっ
とか、したいんじゃないの?」
美玖の仕返し。
勇「うーん、そりゃしたいけどよぉー」
美「してーのかよ!!」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
休み時間、今日は校庭の
コンディションが悪いために、
外遊びは中止だったが、
プールは準備万端だった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
誰かがあたしの体を揺さぶる。
「田中ーっ」
――なんだぁ⋯??
「おーい!!」
――ん⋯?? 誰ぇ⋯
「みぃーくぅ!!」
美「ふぇ?!?! はっ⋯
あたし⋯寝てたのか⋯。」
勇「おめっ、何回起こしても
起きないんだもん!」
美「だって⋯読書してたら⋯
眠くなってきちゃって⋯」
勇「それはそーと、もう
みんな着替えに行ったよ??」
美「えっ?! は?!
もう男子しか居ない?!」
勇「まさか、此処で着替えるん
じゃねーだろうな??^^╬」
美「んなわけねーだろ!!
この変態男!!」
すると、美玖はプール道具を持ち、
着替えにいってしまった。
圭「ちょっw 勇太くーん?
なんやかんやラブラブ
じゃないですか??♥^^」
勇「のあっ!! ちげーぞ?///」
圭「あはっ 顔に出てるぞ!!」
勇「え?!」