表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フェイク  作者: ひなの.com
10/67

恋の激しい戦い。

何かと面倒くさくなったので、

[半分ノンフィクション表記]を消させていただきましたw

まぁ⋯違和感とかないことを祈るべし。


その襲った手を美玖がつかむ。


理「ちっ 作戦失敗か。」


理央は掴まれている手を振り払おうとするも、


美玖の力が強くてはなれない。


すると、理央がカッターナイフをはなす。


手に少しスナップをかけたため、


美玖の頬に命中し、皮膚が切れてしまった。


美「何が目的でございますか?^^」


こう一言投げると全力で理央を押し倒す。


理「うっ⋯うぅ⋯」


美「ったく⋯危ないじゃーん。

  カッターナイフだなんてっ^^」


理「くっ⋯なんで⋯分かったの⋯」


その言葉を聞くと、美玖のさっきまでの笑顔は消えた。


美「最初からわかってる人生なんざ

  つまんないよ。勘だよ。か・ん。

  それより、なんでこんなことを?」


理「はぁ⋯はぁ⋯

  勇太くんに⋯近づくからよ⋯!!

  貴方より私の方が

  勇太君のこと想ってるわ!!」


美「ふーん。その度胸だけは

  認めてあげるよ。 だけどなぁ

  そんな都合のいい事起きるもんじゃないよ。

  人生つまんないって思ってるお前は

  全部自分の通りになるって

  現実逃避してるからだろ?

  はは。まだ子供だから分かんないか」


理「はぁ!? 勇太君はあたしのものよ!!

  それを貴方が奪ったのよ!!」


美「なぁーに言ってんの。

  性格ってやっぱ変えられないんだね。」


その言葉に激怒した理央は


大きなバックから分厚く堅い本を


投げつけてきた。


美「痛っ!!」


投げつけた本は、本の平面が美玖の腹に当たり、


大きな衝撃を与えた。


理「 大丈夫? うふふっ うふふふふ♥」


美「なんだよ⋯この本⋯

 【星座占い】?? おめっ、いつもこんなもん

  よんでんの?^^」


理「っ!! 私のことなんて分からない癖に!!

  家にあるもの、武器になるもの、

  全部持って来たわよ!!」


美「じゃあ、今度貸してねーっ この本。」


理「別に⋯いいけど。」


すると、美玖はその本を読み始めた。


美「えーっと⋯僕は、蠍座だから⋯179ページ??

  この本どんだけあんだよ⋯。」


その美玖をみて、理央は不思議に思った。


理「あのさぁ⋯こっちは真剣なんだけど。」


美「何が真剣よぉ。戦うのに真剣とかあんの?

  あたしゃ、そんなんしらないね⋯。人間なんて

  心の傷なんかいっぱい負うでしょうに⋯。

  お前も将来、自殺すんじゃないの??」


理「だから?? だから何? 忠告なんて必要ないわよ!!」


すると、カバンの中をゴソゴソと探り出した。


美「お前⋯何をするつもりだ⋯」


理「⋯自殺なんかする前に、貴方を先に

  殺しておけば丸く収まるわ!!」


美「それが丸いって言うの⋯?」


理「あったぁ!! これ♥

  包丁はさすがに怖いからさあ⋯」


そこに取り出したのはカッターナイフだった。


美「カッター、好きだねぇ⋯^^

  でも、カッターで充分怖いよ?」


理央は徐々に近づいてくる。


美玖は後ろに下がるが、柵にたどりついてしまった。


理「ふっはっはっ!!!

  結局なんだかんだ言ってるけど⋯

  あたしの勝ちみたいねー」


美玖は、もう逃げ場もなかった。


美「それで貴方に勇太が振り向くと思う⋯?」


理「うぅっ⋯でも⋯関係ない!!」


理央はもうの届く距離に到達してしまった。


そして、ナイフを振りかかる。


その瞬間


「やめろぉぉーーーーー!!!!」


美玖と理央は我にかえった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ