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梅雨時なのにこたつでみかん……?あっ、冬から梅雨に変更したときそのままにしてた!!

作者: ほほひひ
掲載日:2026/02/15

こんなエッセイを発表しておきながら、タイトルの『秋から』のところを『冬から』のところに書き直すこととなりました。

……発端となった出来事が、秋〜冬にかけて起きた出来事だったんで、その辺あやふやになっていました。

*ことの発端となった失敗についての釈明


 去年の後半に発表した連載小説を読み直しているときに、とんでもないミスを犯していたことに気がついた。

 そのミスとは、タイトルに入れた通り「梅雨の時期にコタツに入ってみかんを食べている」という意味不明なものだった。

 思いつきで読み返していたら、この部分が目に入って「やってしまったあああああああ!!」と悶絶する羽目になった。


 ……我ながらひどいミスですね。


 なぜこのようなことになってしまったのかというと、執筆中は実在の事件に対する風刺の要素を入れて、その部分を冬(または晩秋ぐらい)の出来事として書いていたのだが、その事件の内容を考慮した結果、梅雨の時期に変更したからだ。


 ここだけ見ると「普通は見直してるときに気づくだろ!」と思う方もいらっしゃるかもしれない。

 本当にその通りです! 自分のミス以外の何者でもありません!!


 個人的な話になるが、コロナ禍以降書いてきた小説、特にpixivで発表している短編(賞に向けたものもある)の内容には、季節の描写を入れることにこだわっているものが多い。

 ひとつは送る賞の時期に合った季節にしたり、発表する時期に合わせたものを読んでもらいたいという意図があったためだ。

 もうひとつは、昔から某番組を視聴してきたことから、俳句に必須の季語を小説にも活かせないかと考えたからだ。

 好きな番組で学んだことを創作に活かせればという思いがあったのに、大きなミスを犯してしまったのはとても悔いている。


 ただ、今回の出来事を振り返っているときに、自分の季節の扱い方についても考え直すきっかけとなった。


*舞台背景としての季節感


 今まで発表してきたストーリーでは、季節で情景を演出してきた部分もある。

 例えば、貧乏な暮らしを連想させる寒い冬の夜風とか、追われる身の人物が梅雨時の雨でぐしょ濡れになっているとか、キャラの仕事と関わりのある米を表現するために、稲刈りが始まる田んぼを描写したりとか。

 先述の通り、元を正せば発表時期の季節感を表現したいというものがあったのだが、その季節感自体にこだわりすぎ、テーマの部分が疎かになっていたと思う。


*マクガフィン


 映画監督のヒッチコックが提唱した、マクガフィンという技法がある。

 要約すると、キャラクターやストーリーを進めるための仕掛けとなるが、それが何なのかは重要ではなく、別の何かに置き換え可能なものがマクガフィンとなる。

(具体的にはキーアイテム、作戦内容など)

 大事なのは作品のメインテーマというか見せ所であって、枝葉末節にはこだわりすぎないようにしようね……という話だ。


 これまで発表していた短編小説では、そのエピソードの季節自体がテーマと連動していた。

 しかし、今回の小説では季節自体はテーマと関係なかったのに加え、風刺に用いた部分を変更し、それに合わせて季節も変更した。

 エピソード自体を別のものに変更しても、ストーリー全体には影響がないという意味では、この件もマクガフィンと言えるかもしれない。


*失敗への対策


 今回の失敗をきっかけにして、急遽変更したことによる直し忘れを防ぐための方法がないか考えてみた。


①見直しはしっかりと


 当たり前のことだが、ミスがないよう見直しを怠らないようにすべきだった。

 疲れもあったかもしれないが、言い訳不可能なしっぱいをしてしまうおそれもあるので、今までよりもしっかりチェックしていくようにしたい。


②必要以上に変更を繰り返さない


 よく考えれば、今までも季節感以外にも、制作中に推敲……というよりは変更を繰り返した箇所が多かった。

 季節の変更だけではなく、誰かに嫌な思いをさせないか表現を検討したり、こだわりや配慮から何度も書き直しを重ねてきたため、大事な部分の確認が疎かになっていた。


 不謹慎、差別用語など、本当に表現に気を遣わなければならない箇所もあるかもしれない。

 しかし、必要以上に細かいところにこだわりすぎて、ミスを見落としていたり、おかしいところが生じていたら本末転倒だ。

 中心でない部分に気を取られすぎず、大事なところに注力するのが大事だと思う。


*最後に


 今回のエッセイでは、普通なら絶対しないミスをしたことの紹介と、その原因について考察した内容となります。

 できれば自分の失敗を他山の石として、皆さんの創作に活かしていただけたら嬉しいと思います。

 それではまた!

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