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第三話~HWO~


「フラグ回収早すぎるよ…。どうしよ…。……どうしよ。お、おおおお、おち、おち、つけけ」


いっ、一旦落ち着こう。昨日の夜は問題なくゲームはできていた。で、起きて、ご飯を食べて、ゲームをしようとしたら、ゲームができなくなっていた。……………どう落ち着けと⁉︎


と、混乱している私の元に電話がかかってきた。相手はブルークだった。


「も、もしもし」

『あ、もしもしヴァイオレット?』

「どうしたの」

『いやー、ヴァイオレットのことだから昨日夜遅くまでゲームしたせいで昼ぐらいに起きて、さっきご飯食べ終わって今からゲームしようってなってるところかなーと思って』

「監視カメラでもついてるのかな?」

『はははっ、てことは大体あってるんだ。適当に言っただけなのに。そんな生活送ってると体鈍っちゃうよー』

「うるさい」

『ははっ、まっ、冗談はこの辺にして、もう見たよね』

「うん、まぁ」

『大丈夫?』

「大丈夫って、なんの心配?』

『いや、結構ショック大きいんじゃないかと思って』

「余計なお世話だよ。別にレジェンドしかゲームやったことないわけじゃないんだから」

『そうだよね。ごめん変なこと言って』

「いや、いいよ」


もちろん、17年間生きてきてレジェンドしかゲームをやったことないわけじゃない。でも、


「ちょっと、ショックかな。今さら他のバトロワゲー探すのもめんどくさいしなぁ」

『そっか、あっ、じゃあHWOやろうよ』

「それもいいかもね」

『えっ』

「なに、そんなびっくりして」

『いや、やけにあっさりしてるなーと』

「心境の変化だよ」

『そっか、じゃあまたヴァイオレットとゲームできるわけだ』

「ん?まぁそうだね。で、用件はそれだけ?」

『あー、そうだね。うん』

「じゃ、切るね」

『え、ちょま』


何かを言いかけるブルークをよそに電話を切る。ブルークとの電話を切った後早速、ネットでHWOを発注した。そのあと、なんやかんやで他のゲームをしてみようとしたけど物足りないものばかりですぐに飽きてしまった。


「まぁ、他のゲームじゃつまらないからレジェンドをやってたわけだから仕方ないことではあるんだけど…」


なんか釈然としない、この渇きをHWOが癒してくれるのだろうか…。


2日後、インターホンが鳴った。


「はーい」

「宅急便です。ハンコお願いします」

「はい。ご苦労様です」


と、荷物を受け取る。大きさからして、間違い無いだろう。


「やっときた、Held World Online」



この物語の名前でもあるHeld World Online、略してHWO、と書いてありますが実は読み方決まってません。HWOと書くたび、なんて読むんだこれと思いながら書いてます。ですので、何かご意見ある人書いてくれれば幸いです。他にも、HWO以外の略し方が有ればそちらでも構いません。ご意見お待ちしております。

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