有効活用
色々と会って、ここ迄です。
遅くなった上に短くて申し訳ない。
明日こそ、ルーチンを修正したいと思っています。
印刷も製紙も、一足飛びに飛躍させる技術は知っている。前世で言えば蒸気機関の発明がそれに当たる訳だが、蒸気機関を使用する為には、石炭や木炭、コークスと言った燃料が必要と成る。
ただ、俺の領地に限っては、それらすら必要なくその上で効率的には一新できる物が既にあるんよね。
まぁ、古代遺跡の魔力タンクを利用した、エネルギー供給システムを使った、ソレだ。
現状、各家庭に送られてる魔力エネルギーは照明と給湯器、コンロ位にしか使わせていない。
実際、これだけでもオーバーテクノロジーではあるけど、そこはそれ、古代遺跡だからってぇ、理屈で押し通せるってぇ事も有って、そう言う事にしている訳だ。
実際、他の領地でも古代遺跡からの出土物であるアーティファクトや、“扉”と言った物は、その古代遺跡の有る領地の人間が有効活用している訳だし、俺が、ソレをやってても、問題はない。
もっとも、他の領地なんかでは、そもそも、古代遺跡から出て来る諸々のテクノロジーに関しては、ソレが、どう言った物なのかってぇ知識が不足してる為に、完全に有効な活用の仕方をしているとは言い難いんだがね。
ただ、俺の所なら、前世で近しい代物を扱った経験のある俺自身や、元々、古代遺跡が稼働していた時代の知識を有してるファティマ達が居るお陰で、完全に活用できるんでな。
なんで、それらを完全に使ってしまえば、産業革命も起こせる訳だ。
ただ、色々と懸念事項も有るんで、今までは、必要以上にテクノロジーは解放させなかったんだが、それに、言っちゃぁ何だが、たかがTCGの普及の為にそれらを解禁するかって言われると、ちょっと悩むのよね。
さて、どうしたもんかねぇ。




