ギルドに向かう、その道中
ちょっと、自分でも何を書いているのか分からなく成って居ます。
遅くなった上に、内容が意味不明気味で、本当に申し訳ない。
次のお話は、明日中には仕上げますので、ご容赦ください。
はい、ワンダリング系領主のトール・オーサキです。
まぁ、一先ずの通常業務に戻った訳なんだけんども。こうやって定期的に町中を巡回する様に成ったんよね。まぁ、今、街が一番変化してる最中だってぇ事の有るから、視察がてらって意味もある。
そもそも、各種ギルドに顔見せ兼、ランダム視察って名目で、まぁ、素行の悪い輩は居ねがぁ、と、足を運んでいた訳なんだけどさ。
これが、街の出入りが多くなって来たからか、結構ヤンチャする様な輩も増えたんよね。こう、新しく来た冒険者とか、野心に燃える商人だとか、修行の旅をしてる修行者とかとか。それらのヤンチャしちゃった輩の殆どがTCGバトラーにOSHIOKIされた上に、何時もの茶番に強制出演させられてるみたいだけんども。
まぁ、そんな感じで、視察がてら町中をブラブラ。別に、一日中書類仕事してるのが辛い訳じゃぁ無いんだけんども、時折歩きたくなる事も有る。運動って意味じゃ、朝と夕方に訓練をしてるから、運動不足に成るってぇ事は無い。と、思うんだけどさ。
ただ、そう言った運動めいた運動じゃなく、こう、歩き回りたい欲求と言うか何と言うか、そんな感じの物が、ね。
今日の目的地は、今の所最も赴く事が多い冒険者ギルド。冒険者ギルドっちゃぁ、そう言えばグラスと暫く会ってないなぁ。向こうは公都の支部とは言え、ギルドマスターだし、そもそも早々会いには行けないけど。
そんな事を考えていると、今日の護衛代わりのミカとバラキが頭を押し付けて来る。はいはい撫でろって事ね。
ワシャワシャと頭を撫でてやってると、着いて来ているイブが羨ましそうな表情で見て来たので、コイコイと手招きして、ついでに撫でる。
『【懇願】頭を撫でなくても良いので、後で【プラーナ】の補充をお願いします』
ジッと見られてる視線を感じファティマの方を見れば、そんな風に言われた。まぁ、構わんけど。
十歳前後にしか見えない俺達がそんな感じでジャレながら町中を歩いていると、最早、風物詩的な感じで見られているらしく、ほっこりとした視線を感じる。いや、俺の公称17才なんだけど? 街の人達は、それ分かってる筈なんだがね?
まぁ、どうみても10才前後だからしょうがないっちゃしょうがない。もっとも、ファティマだけは15~6歳くらいの造形に成ってるから、一寸、保護者っぽく見えなくも……無いのか?
『【否定】どうあっても、私のエクステリアはゴーレムのソレなので、精々、護衛とみられるかと。ですが、実情を知っている町中の人々であれば、私がマイマスターのモノであると言う事は、もはや常識と言って過言でもありませんので』
確かのそうなんだろうけど、エリスからもファティマが俺の所有物だって事は太鼓判を押されてるんだけんども、俺としては自意識のある相手を物扱いするのは抵抗があるんよね。
まぁ、ファティマの所有権が俺に有るってのは否定しないけんども。
『【同意】その事がハッキリとされているのであれば、別に構いませんよ?』
佐為ですか。




