アルコールが無くても熱気が凄い
短くなった上に遅くなりましたが、上手く纏まらず、ここまでしか執筆できませんでした。
申し訳ない。
「You! YouYouyYou!」
「Hey! HeyHeyHey!」
ガラスブースの中でノリッノリでリズム刻んでるのは、髭モジャのオッサン達。まぁ、ドワーフ達なんだが。
眼前にあるのは、あれ、マイクだよな? その下にはミキサーらしき様々なボタンやレバーのついた機械っぽいモノ。
その機械を操作する、ノリッノリの髭オヤジの前、ブースのガラスを挟んだ先に居るのもまた、ノリッノリのオッサンの群れな訳だ。
全員が全員、タンクトップみたいな服にだるっだるの作業ズボン。見ればオーバーオールも居るな。頭に被ってるのは、帽子を逆向きにだったりバンダナだったり。中にはただのねじり鉢巻きだったり。そんなオッサン達が先導する様なガラスブースのオッサンの声に合わせて『You! Hey!』と声を合わせてリズムに乗って飛び跳ねていると言う。何だこれ?
いや、報告に有った通りっちゃ、通りなんだわ。これ、『放送実験』らしい。要は、送信機受信機それぞれでは作れたんで、後は送受信の出来る複合機を目指します。それと並行して、送信範囲の拡大及び受信性能の向上を目指して、放送実験を行いながら試験運用をして居ます。ってぇ話だったんよね。
まぁ、それと同時に騒音に関しての苦情とか有ったんで、『騒いでるなぁ』程度の認識だったんだわ。報告書で、あんな文字が浮かんで居ると気が付くまでは。
『古の古文書にある、DJを復活させてみます』。
もう、何処から突っ込んで良いやら。
鉱石ラジオから始めて、まさか、放送実験にまで行き着くとは思わなんだし、よくぞここまでってぇ気はするんよね。
例え、反転させる事で受信が送信に成るって所に気が付いたとしても、実際にそれを成せる様にするまでには、どのくらいのトライアンドエラーが有った事か。例え、コボルトの手を借りたとしても、それは平坦な道じゃぁなかっただろうなぁ。
だがしかし、何故にDJ。どうしてDJ。ってか、DJ居たのか古代文明。




