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いや、聞くべき所はそこじゃない

 ちょっと、ここまでで力尽きてしまいました。

 短くて申し訳ない。

 王女として、その行動はいかがなものかと思うの?

 いや、俺等の方が圧倒的に速いから、遅れて来る所なんかは想定内ではあったんよ。だがしかし、何故、隠れながら覗き見てるか? 明〇か? ダ〇ィか? それとも家政婦か?

 お付きの護衛兼侍女の方々も真っ赤に成って蹲っちまってるじゃねぇか!!


「す、凄いですね!! 師匠の技ですよね? まるで流星の様でした!!」

「よし、一寸待った。いつから見てたのか分かんねぇが、今しゃべられてもややこしい事に成るから、事態が落ち着くまで黙っててくれ」


 何か鼻息荒くしたネフェル王女がフンスフンスと近づいて来たが、正直、今、おまいの相手をしている暇は無いのだよ。


 そもそもアレ、まだ【プラーナ】の精製、濃縮、加速に時間が掛かるんで、今みたいに相手の足止め必須だし、兎に角、俺の技量が足りなさ過ぎて、真っ直ぐに飛ばすならまだしも、追尾させたり誘導したりとか出来んから、多分、反応速度が早い相手だと、当たらない可能性が高いんよね。


 その上で、手順的に【フォートレス】を展開してからじゃないと弾丸を作れ無いんで、非常に! ディ、モルト非常に! 【プラーナ】の効率が良くない。有体に言って燃費の悪い技なんよね。


 一番最初にやった時、もっと無制限に撃てた気がするんだが……劣化した? いや、そもそも、あれもこれも再現しようとすると、何であの時は出来たんだろうって、レベルなんよね。俺の大技って。


 いや、俺の事なんざどうでも良いんだ。


 むしろ、先に処理せにゃいかん事象は何ぼでもあるんだからよ。


「あー改めて聞くが、お二方に襲われる心当たりは?」

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