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思惑は色々有るだろうけど、取り敢えず食べてから

 慣れない執筆環境で、時間がかかっているのを差し引いても、一寸、遅すぎだとは自分でも思っています。

 これだけの文章で3時間とか。


 遅くなり、本当に申し訳ない。

 パートナーとしてエスコートまではしたものの、ファーストダンスの栄光は第一王子に手渡す事に。

 いや、高身長の第一王子ですら、ネフェル王女と並べば大人と子供って感じの身長差。もちろん王女が大人で第一王子が子供な訳なんだから、俺が相手とか、下手すりゃ幼稚園児のお遊戯以下ってぇ感じだっただろうさ。

 踊りながらも、何やら談笑しているのを見れば、脳筋同士、何か通じ合うものが有るように思えるし、相性自体は悪くねぇんじゃないかね? 丁度、第一王子には婚約者すら居ない状態なんで、結構お似合いなんじゃないかと思うんだがどうだろう。


 なんか、国王陛下(セルヴィスおじさん)的にはネフェル王女は無しっぽい雰囲気だったけど、まぁ、国政的には、脳筋をサポートしてくれる人材のほうが有り難いんだろうって事は理解できるんよ。

 けど、サポートする様な人材は、周囲の家臣でも良いんじゃね? って思うのは、俺の考えが足りんからかね?


 まぁ、それはともかく、俺の方は俺の方で、特にダンスをするつもりもないから、ビュッフェスタイルの料理を貪る方へ。

 なんか、ご令嬢さん達がチラチラ見てくるけど、その辺りはまるっとシカトさせて貰う。おおよそ、ダンスに誘って貰いたいとか思ってるんだろうけんども、普通のお嬢さんたち相手でも、俺の方が背が低いってぇ事もあって、踊ってても、多分、サマに成らないんじゃねぇかなぁ。

 そんな羞恥プレイをしたくもなけりゃ、させるのも忍びないからねぇ。と大義名分(いいわけ)を考えておく。だって、国王陛下もなんかこっち見てるし。


 国王陛下的には、国内の有力貴族から令嬢を娶って、国との関係を強化して貰いたい所なんだろうけどね。

 特に、魔人族国女王とか、今回は属国の王女とかなんか俺の周囲に増えて行ってるって事もあるし。

 でも国王陛下も、俺の実年齢知ってるよね?


 いや、貴族としちゃぁ、そんな年齢で婚約者が居るってのも当たり前なんだろうけんどもさ。

 ただ、俺の年齢公称17才って事も有って、結構、適齢期なお嬢さんがチラホラとね? その割には俺が合法ショタ化って事に成ってる所為も有って、目のギラツキさ加減がアレなご令嬢も結構さぁ。そっちは適齢期を少ぉし上回った位のお姉さん方なんだけんども。


 ただ何にせよ、辺境の森の中で暮らすってぇ覚悟が有る様には思えんし、保留だよね。


 そんな事よりオードブルやね。結構、野趣あふれる感じのミディアムレアの肉の塊をスライスしたらしいお肉に、柑橘系の果物を使ったと思われるソースを掛けた料理に舌鼓を打つ。

 俺の知ってる料理なんかは、基本、この国の家庭料理か前世の記憶にある料理。それ以外は第二夫人(ママン)が家の料理人に伝えてくれた公爵家と隣国の王宮料理位で、この国の王宮料理はレパートリーにはない。


 ここの王宮の料理人達の中には『伝統を超えるものを創って行くのが伝統です!!』みたいな、何処の中華な一番さんかって言うスローガンが有るらしく、何と言うか、全体的にヌーベルキュイジーヌって感じの雰囲気が漂ってて、結構、良い感じなんよね。そんなもん『花より団子』に成るしかないじゃんね。


 だからこそ、敵意バリバリで近づいてくる様な野郎はお断りしたい所なんだがねぇ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 筆が進まないときは休まれても誰も文句なんてありませんよー(・∀・`) いち読者としては、与えられた事に気付いたら貪りに行くスタンスですw
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