表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
681/1158

ちょっとした悩み

 また寝落ちしていて、ここまでしか進められませんでした。

 申し訳ない。

 新年式って、そう言えば、俺今回、パートナーいねぇじゃん。イブ達は侍女枠って事に成るんで、俺が正式にエスコートする相手が居ねぇんよね。


 前は魔人族国の女王さんがパートナーに成ってくれたんで何の問題も無かったんだが、今回は、そう言う訳にも行かんからなぁ。

 てか、今回も来たら、聖弓(ロボセイント)にチクって迎えに来て貰うがな。自分とこの新年式に参加しとけって言う、なぁ。


 まぁ、どうしても居なかったら、1人で参加するけどさ。確かにパートナーが居ないってのは、貴族として、色々恥ずかしいって状況な訳だけど、女性がそうだって言うのに比べれば、男性は、そこまで“恥”って訳じゃないからな。


 いやまぁ、それでも、パートナーは一応、探しておくけんども。


「師父、私がパートナーに成りますよ?」

「……」


 いやまぁ、それでも、パートナーは一応、探しておくけんども。


「師父!?」


 どっかの王女様が、俺に何か言ってるが、だから、釣り合ってねぇんだってばさ。体格的に。確かに国王陛下(セルヴィスおじさん)に、ネフェル王女のホスト役はやらされてるけど、新年式でエスコートする程、親しい間柄なのかと言われれば、ねぇ?


 むしろ、エスコート役って言うだけなら、第一王子の方が良いんじゃね? 王族同士なんだし。


「てか、新年式まで居るつもりなんな」

「居ますよ!? 師父に弟子入りしている訳ですし!! 何で、そんな短時間で弟子入りが終わると思うのです!?」

「じゃ、免許皆伝で」

「まだ、何も教わって居ませんが!?」


 そっかぁ、弟子入りって戯言、本気なんかぁ。

 いや、王女様、足りてないのは経験だけなんで、それこそ道場破りでも繰り返してりゃ、経験積めると思うんだがねぇ。


「ですから、私が師父のパートナーとして、新年式に参加して差し上げます!」

「だから、体格的に釣り合わんのだってばよ」


 いや、本気で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ