表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
464/1158

アップデートは突然に

 今日はここまでで力尽きました。

 投稿時間超過及び、短くて申し訳ありません。

 見渡しが良いせいもあって、地図制作が捗る捗る。でも一向に人工物が見当たらないんな。ファティマが東北の大陸だって言ってたし、家の国()()交流の無い場所だって言ってたんだから、少なくとも交流を行える対象が居る事は確定してるんだがなぁ。


『【弁解】人類圏ではあったはずです。人間種もドワーフ種もエルフ種も存在していました……800年前は』


 良し、一寸こっち見て話をして貰おうかファティマさんや。


『【弁明】ボク達は宝物庫に入れられっぱなしだったデスし、聖斧も封印されてたデス!! 一応、個体名【ルーガルー】等から情報も仕入れているデスが、それも十分じゃないのデス。なので、ボク達がハッキリと確認している情報は、領地の古代遺跡(ダンジョン)から得られた記録(データ)からの物だけなのデス!!』


 あぁ、うん。言われてみればそりゃそうだ。あまりの解説役っぷりに、勘違いしてたわ。ファティマにしろジャンヌにしろ、そもそもが人工知能ではあるから、計算速度は速いだろうが、そもそも情報なんて、随時アップデートをくり返してなきゃ最新情報になんざならんよな。その上で、その情報のプットオンは、外部に頼ってるってぇ状態だもんな。


 交流の無い場所の情報なんざ、早々入るわきゃ無いわ。

 うん。これに関しちゃ、俺が悪かった。


『【狼狽】い、いえ、マスターが謝られる様な事では!!』


 つまり、この大陸では、1から情報を集めなきゃいけないって事か。ただ、少なくとも、北東大陸(ここ)には交易とかできる相手が居るって事は確かなんだから。


 そう考えると、今の俺は正しく“冒険”って事をしてるよなぁ。


 ******


『【苦笑】マスター……』

「え? ()()俺のせい!?」


 少しばかり呆然とする俺達の前に、寂れた遺跡らしきものがある。いやまぁ、建物自体が半ば地中に埋もれる様に成っていて、その全体像は見えんのだが、確かに人工物である様子が窺える。


 確かにここに来る原因は俺かもしれんが、その先で古代遺跡(ダンジョン)に遭遇したのは決して俺のせいじゃ無いよな!?


 うん。俺達一行は、“扉”から出た場所からさほど離れてないこの場所で、新たな遺跡を発見しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ