外交の話じゃ無くね?
私事で、色々とあり、今日はこれ以上書き進められる状態ではない為、短いです。
申し訳ありません。
何やかんや有ったけど、結局、引き受けるしかなかったわ。あれか? こいつはジャパニーズOMOTENASHIの出番か? 前世的に!!
まぁ、それは兎も角、新年式後、早速第二夫人にレクチャーを受ける。
「ホストと成るのだから、当然相手国の事は知っていないといけないわね」
「そやね」
むしろ大前提だと思うのじゃが?
「でもね? あんまり相手に合わせてもいけないのよ? トールちゃん」
どゆこと? 詳しく第二夫人に聞いてみると、何でも、曰く、ホストだからと言って、相手の国の文化に合わせすぎると、それはそれで、嘗められてしまうんだとか。
例えば、これが全くの個人的な事だったら、相手に良い印象を与えられるかもしれないけど、こと、それが国同士だった場合、それは遜って居る様に見えるらしい。
つまりは、『私どもの国は貴国には逆らいませんよ』ってな意味に成って、属国宣言してるに同じなんだとか。
貴族以上に面倒臭せぇな。国同士。
だからこそ、相手の国の情報はキッチリ収集するし、それを踏まえた上で、遜り過ぎない態度で接しなけりゃいけないらしい。
「相手に合わせ過ぎちゃいけないのは、恋の駆け引きと同じね」
「いや、知らんけど」
マジで。
いや、言わんとする所は分かるんだわ。俺の周りの奴等の事だってのは。
ただなぁ。好意自体は感じてるが、割と突き放し気味なんよな、俺。正直、それ所では無いってか……それでも返せるものは返して行くって感じではやってるけど、返し切れてる感じは無いんよね。やっぱ、そう言った駆け引きって苦手だわ。
「いや、今は恋とか関係ないよね?」
「似た様なものだと思うわよ」
「多分違うと思う」
「そう?」
いや、勘弁して欲しいし、その話題はあんまり広げたくないからね?
「じゃぁ、この話題は、また後にしましょう」
「しないからね?」
不服そうにされてもしないからね? 特に、母親と恋バナとかどんな罰ゲームかと。
「それよりも、皇国の情報をください、マジで」
「あら残念」
前世でもそうだったが、母親ってのは、何で子供の色恋沙汰に首を突っ込みたがるのか、本気で謎なんじゃが!?




