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隣の大陸で狩りをした

少し遠方へ行く仕事で時間が取れず、短くなってしまいました。

もうしわけありませんでした。

 この大陸は、ホブゴブリンが最弱単位なのかね? 普通のゴブリンの集落は一つたりとも見ないんじゃが。


 一集落を狩りつくし、毛皮以外が素材にもならんホブゴブリンをジャンヌが盛大に火葬する。腐って病気が蔓延したら困るし。

 流石と言おうか、この大陸、俺達の住む大陸とも、遭遇する魔物の種類がちょっと違う。あれ、あの鹿なんつったっけ? キンキラの角とやったら固い蹄を持ってた……


『【返答】ケリュネイアですか?』


 そう、それ、全高4~5mはありそうな巨体にも拘らず、アホ程素早い。聞けば、その巨体に見合うだけの大量の農作物を食い荒らす害獣扱いらしい。それでいて、普通の人間が近付けば、その巨体で暴れまわるらしく、冒険者の、それも上位ランクの()()()()()じゃないと仕留めるのが難しいんだとか。

 まぁ、オファニム着込んでケルブを合体した俺の機動力の方が上だったが。


「トール、様?」


 イブさんや、俺の服の袖を引っ張らないで。ちょっと現実逃避してるんだから。

 俺達の後ろには、件の侍女さん、セネスさんが付き従っている。土下座の姿勢で。いや、マジでどうしてこうなった。

 てか、土下座の姿勢なのに、何で俺達に付いて来れる!!


「侍女の、嗜みでございます」


 とうとう俺の心を読むまでに至っただとぉ!!


 あれからすでに半月、毎日毎日おはようからお休みまで狩りして解体して獲物をむさぼり続ける日々。ホブゴブリンは食べちゃいねぇけど。あれ、不味いし。

 兎も角、そんな日々の中、最初こそ悲鳴を上げ続けていたセネスさんだったけど、やがて悲鳴をあげなくなり、その内、躁と鬱を繰り返すようになった後、やがて吹っ切れたのか、こうなった。


 いや、本当、どうしてこう成った?

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