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やって来たぞと板橋区

 軍を置く事の出来る平原には人人人の黒山の人だかり。これ全部、兵士って言う暴力装置だってんだから、驚嘆に値するよね。


 たった一国に対する布陣としては大仰すぎると言わざるを得ないだろうけど、とは言え、周辺各国から集まった軍の集団だし、各国平均で言えば大隊規模の兵が出てるんじゃないかね? って思えば、こう成るのも、ある意味当たり前だろうさね。


 それだけ周辺各国が本気だって事だし、魔族ってぇ存在を脅威だと思ってるってぇ事な訳だ。当初って意味で言えば、お伽噺の中で語られるような存在だった筈の相手だろうけど、ここ一年程の小競り合いで、相応に脅威だって事は理解出来てる筈だしなぁ。例えそれがまだまだ過小評価だったとしても、だ。その評価自体、魔族(パズス)本人にコントロールされた上での事だし、そんな事は周辺諸国の人間じゃ分かろう筈も無い訳だし。


 それは兎も角、そんな周辺各国の軍に比べると、俺が率いて来た騎士団なんざ誤差範囲に収まってる様な物で、むしろ少なすぎて悪目立ちしてるんじゃね? ってぇ感じだわ。


 うん、そんなこんなでやって来ました万魔殿前。まるでバス停で降車した様な気軽さで言ってるけど、それでも本国まで、直線距離で数十km程度は有るんだがね。


 ここまでの行軍はそれ程問題なくやって来れた。そもそも起こりそうな問題は、事前に予想して対策して来てるしなぁ。

 大勢の兵士が移動してるって、目に見えて分かる所に近付いて来るアホな盗賊とか居ないし、国同士での話し合いや根回しは済んでた事も有って、途中邪魔して来る領主とかも居なかったしな。『いや、居ないだろうそんな奴』って、思うかもしれんが、人の想像なんて物を遥かに凌駕して来る阿呆って、居るんだよね、実際。まぁ、今回は流石に居なかったみたいだけど。


 その代わりと言っちゃアレだけど、逆に、しつこい程歓待してくれようとしてくれた領主とかは居たんよね。いや、家の兵達の事、どういう風に伝わってたんかね?


『【訂正】兵と言うよりアドミニストレーターの噂だと思うのデェス』


 ……あー、それ以外には、大人数での移動に逆に刺激されたのか、襲って来た魔物とかが居たんだけんども、その殆どがミカやバラキ、ウリとラファに瞬殺されてたわ。

 いや、家の犬、最大に集まっても七頭しかいない筈だったんだけどなぁ。何故か10頭いる様に見えたり、その内の二頭は魔力鎧らしき物を纏って居たりしてたのがなぁ。いつの間にか。

 一寸、戦闘力上がり過ぎじゃないですかね? ミカさんや。


 って、思ってたら、『息子が頑張ってるんだから、お母さん頑張っちゃった!』って感じの視線向けられた。バラキからも『お兄ちゃん! わたしもわたしも!!』って感じで頭を擦り付けられたが。

 取り敢えず、二頭(ふたり)共にモフっておく。


 ラファの方は『頑張ったよ!』って感じでモフって貰いたそうにウズウズしてたけど、ウリは『だから何?』って感じで平然としてた。クールだね、相変わらず。

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