書籍版表紙&登場人物まとめ(ネタバレ注意)
登場人物とか技の詳細とか忘れちゃうぜって意見があったので作りました。
とりあえず、四章途中までの情報です。
追記 書籍版の表紙を追加しました。
【書籍版表紙】
【勇者パーティー】
・アラン
主人公。『逆行の英雄』にして『無才の英雄』。
前の世界でステラを守れなかった後悔を糧に、かつては復讐のために鍛えた最強殺しの剣を使って、今度こそステラを守るために戦っている。
恋愛面ヘタレ。
・ステラ
ヒロイン。世界でただ一人、『勇者の加護』を持つ『勇者』。
魔族に大切な人達を奪われるのが嫌で、そのために戦い続ける勇敢で心優しい少女。
恋愛初心者。でも最近はぐいぐい来る。
ゴールインまであと少しだ!
・リン
『聖女』。治癒魔法や結界魔法など、補助のエキスパート。
恋バナに飢えた脳内ピンク。
尚、本人に恋愛経験はないもよう。
・ブレイド・バルキリアス
『剣聖』。大剣を豪快に振るうパワータイプの剣士。
今いち活躍の機会に恵まれない可哀想な奴。
・エルネスタ・ユグドラシル
エルフの元族長にして、最強の聖戦士の一人『大賢者』。
外見は幼い少女だが、中身は当代勇者パーティーの中で断トツの最年長であり、いつも縁の下でパーティーを支えている。
それはそれとして、若者の甘酸っぱい恋は大好物。
【英雄達】
・ルベルト・バルキリアス
歴戦の『剣聖』。勇者の力に覚醒したステラを迎えに来た老騎士。
ブレイドとレストの祖父。
強キャラ爺様。
・レスト・バルキリアス
ルベルトの孫で、ブレイドの弟。12歳。
ステラに恋する少年で、アランのライバル。
『剣の加護』を持っている未来の英雄候補だったが、『剣聖の加護』を持つ家族達とよく比べられてしまい、劣等感を募らせてしまった。
そして、その思いを魔族に利用され……。
・ドッグ・バイト
皆大好き噛ませ犬卿。
一応『剣の加護』を持つ『剣の英雄』であり、英雄の中でもそこそこ上位の力を持つが、これまでの戦いは全戦全敗。
それでもめげない諦めない。
選ばれし真の噛ませ犬に必要なのは、サンドバッグのごとく強靭な打たれ強さである。
・エルトライト・ユグドラシル
エルフの現族長にして『賢者』。エルネスタの実の息子。
精神も実力も大英雄の名に恥じない立派な人物だが、まだちょっとだけ母親離れできていないマザコン。
彼がママに甘えてしまうと、絵面的に犯罪にしか見えないのが悩み。
・イミナ
雷の魔鎚を操るドワーフの『鎚聖』。
本業はもちろん戦士だが、仕事人間の祖父に色々雑用を押しつけられるうちに、器用なパシリになった。
いつかは里を出て、自分に釣り合う大人の男とイチャコラするのが夢。
しかし、どこぞの爺が便利なパシリを解放してくれるかというと……。
・ドヴェルク・ドワーフロード
ドワーフの族長にして世界最高の職人『武神』。イミナの祖父。
加護は持っていないが、実質英雄のようなもの。
仕事一筋頑固一徹。
アランの装備一式を調整した人物。
・獣王
本名ヴォルフ・ウルフルス。獣人族の族長であり、最強の聖戦士の一人。
傲慢で横暴な態度が目立つ。
レストを直接殺害した男。
・バルザック・ボルト
エルフの『雷の英雄』。しかし、残念なことにモブキャラ。
・斧使いの女
本名バネッサ。『斧の英雄』。
ドッグと同じ街の守護に就いていたが、魔族化したレストに操られてしまった。
・中年魔法使い
本名ヒューバート。『水の英雄』。
バネッサと共に、魔族化したレストに操られてしまった。
【その他の登場人物】
・アランの母
本名エレン。息子の甘酸っぱい恋は見てて楽しかった。
アランが当時自覚していなかったステラへの恋心など、母には当然のごとく、まるっとするっと全てお見通しであった。
・アランの父
本名アントニオ。ゴリラのような筋肉ムキムキマッチョマン。
アランは彼の遺伝子のおかげで、加護を持たない者の中では最上位の身体能力を得られたのかもしれない。
寡黙で厳格な性格で、好きな女のために命を懸けられる息子を誇りに思っている。
・ステラの父
本名エト。亡き妻との間の一人娘であるステラを溺愛している。
ステラが勇者として旅立つのに最も反対した人物。
アランとの仲は認めているものの、やっぱり父親としてはちょっと複雑。
最近はステラの帰る場所を守るためにアランのごとく鍛え始め、極限まで運が良ければ噛ませ犬卿に会心の一撃を食らわせられるくらいに強くなっている。
・剣聖スケルトン
本名シズカ。生前は『剣聖』。エルネスタが最初に所属した勇者パーティーの一人で、彼女の姉貴分だった。
実は負傷した仲間達を守るために、命を捨てて聖剣を振るって当時の魔王に挑んだ凄い人。
死後はスケルトンとなってしまい、なんの因果か彼女の装備はアランに受け継がれた。
禁句は『絶壁』『まな板』『大平原』。
・フィスト
二百年前の『拳の英雄』。
当時の魔王軍の進撃に対して殿を務めて戦死した。
彼の生き様はマイナーながらも物語として残っている。
その死体は魔族によって二百年もの間利用されていたが、アランによって斬られることで解放された。
・聖神教教皇。
ほぼモブキャラだが、アラン視点に登場しないだけで、世界的に見れば相当の重要人物。
人類を支えるための一大勢力である『聖神教会』の最高指導者であり、かなり朧気ながら神の神託を受けることができる神器を所有する。
実はステラの覚醒を知ったのは、その神器による効果。
・シリウス王国国王。
教皇と同じでほぼモブキャラだが、こちらも世界的に見れば超大物。
人類最大の国『シリウス王国』のトップであり、後方支援の聖神教会、武力のシリウス王国といった役割分担で、長年人類を守ってきた。
・シーベルト・バルキリアス
ルベルトの息子で、ブレイドとレストの父。『剣聖』。
命を捨てて聖剣を振るうことで当代魔王を退け、魔王に聖剣の脅威を刻み込んで戦死した。
・アスカ・バルキリアス
ブレイドとレストの母。『剣聖』。
夫と共に当代魔王と戦い、戦死した。
・変態職人達
ドワーフの変態職人達。
機動兵器『アイアンドワーフ』を作り、目的のためなら幼女誘拐までやってみせる真性の変態集団。
・神様
世界を守っている超常的存在。
魔王討伐の報酬として、アランを過去の世界に送った張本人。
人類に加護という力を与え、聖剣を与え、神樹を与え、他にもいくつかの神器を与え、魔界の神から常時世界を守り続けと、かなり頑張って世界を守ろうとしている。
だから、少しくらいおっちょこちょいでも許されるだろう。
【魔王軍】
・魔王
当代魔王軍のトップ。
魔族を力で纏め上げている人類最大の敵。
慎重に、少しずつでも確実に人類を追い詰める作戦を好む。
・ドラグバーン
魔王軍最高幹部『四天王』の一角、『火』の四天王。
戦いを愛する根っからの武人。
・ヴァンプニール
『水』の四天王。
策略を愛する根っからの卑怯者。
レストを操って破滅させた仇。
・アースガルド
『土』の四天王。感情の感じられない人形のような少年。
・『風』の四天王
詳細不明。
・カマキリ魔族
アランが最初に戦った魔族。
・老婆魔族
本名ローバ。死霊術師。
多くの英雄の死体や上位竜の死体までも操る凄腕であり、魔王軍の中でも四天王に次ぐ実力を誇っていた。
何代も前の魔王の配下としてこの世界に来て以来、代々の魔王に仕えながら数百年間しぶとく生き抜いていたが、最後はアランによって斬り伏せられる。
・フランケ
老婆魔族が造った最高傑作。老婆魔族の弱点である近接戦闘能力の低さを克服した人造魔族。
ブレイドによってあっさりと倒されたが、実はまだ10歳であり、経験を重ねていれば老婆魔族以上の脅威となっていただろう。
・モグリュール
竜を名乗るモグラ。出落ちで獣王に倒された。
・先代魔王
一世代前に、約90年に渡って人類を苦しめ続けた大魔王。
彼のせいで、今の時代は人類の歴史でも屈指の戦力枯渇状態となっている。