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夢の国 指輪の王  作者: 針金
4/10

外見変更

夢の中で夢と言われるのは初体験だ。



夢の世界、オズワルド、、かあ、

俺もこの年齢になって随分童話みたいな子供臭い夢を見るもんだ。



「ワタクシガ、アスマサマノシツジヲタントウイタシマス。ドウトデモオヨビクダサイマセ。」


ブリキのロボットが腹部に左手を当て、こちらに礼をしている。



執事ねー、執事なんてテレビの中でしか見たこと無いが、この執事はブリキ製の性か声がこもって聞き取りにくい、、執事失格くらいの勢いだ。



「その声、聞き取りにくいんだけど、もう少し大きな声か、はっきり喋れない?」



「モウシワケアリマセン、、、アスマサマ、、ワタクシハコノヨウナスガタノタメ、、コエノオオキサクライナラバカエルコトハデキマスガ、、、」


なんか少し可哀想な事を言った気分になった。



「スガタヲカエテイタダケタナラバ、モウスコシシッカリトシタハツオンガデキルトオモウノデスガ、、」


姿を変える?ああ夢だからな、俺の夢だから俺が変えなきゃいけないって事か?


しかし、どうやるんだろう、テレビで見るスーツ姿の執事や秘書を思い浮かべてみるが目の前のロボットは全く変わる気配がない。


「変わらないみたい。」


「シツジノガイカンヘンコウハ、ランダムで500DPドリームポイント)エディットで10000DPニナリマス、イカガナサイマスカ?」



エディットって、ゲームによくある編集機能みたいなもんだから自由に変更できるのかな?しかし、ドリームポイントってまた、胡散臭いポイントサイトのポイントみたいだ。


「ポイントってそもそもどのくらい持ってるん?」


明日馬は、この少々風変わりな夢を楽しみはじめていた。こういう凝った夢も悪くない。


「アスマサマノ、ショジDPハ10000DPニナリマス」


10000ってエディット選択したら、無くなるじゃねーか!


ああ、でもどうせ夢なら好みのタイプに変えて鑑賞とか、触ってみるのもいいのかもしれない。この夢なんか質感あるしな。


「DPって他にはどんな事に使えるの?」


もしかしたら、他にも使える機能があるかもしれない。



「DPハコノユメノクニノツウカノヨウナモノデス。ハイカ、アイテムノコウニュウ、ルーレットデポイントヲフヤスナドサマザマナコトニツカエマス。ダイヒョウテキナキノウヲセツメイイタシマスカ?」


説明を聞くならやはりブリキ君では分かりにくい。エディットは惜しいがポイントを手に入れる方法もあるかもしれない。


「とりあえず外見変更をランダムで、その後説明をよろしく」


「カシコマリマシタ、500DPヲシヨウシガイカンノランダムヘンコウヲオコナイマス。」


突然、目の前のブリキ君をどこから現れたのか白い球体が覆った。白い球体は空中でゆっくりと回転をはじめた。そのまま球体は徐々に回転速度を上げていき



最後に二つに割れ、中から光が溢れ出す。



ゲームの演出みたいだなと思いながら明日馬は光が収まるのを待った。



光が収まり、姿を表したのは。二足歩行の背の低いワニの様な姿をした生き物だった。背が低いにもかかわらず燕尾服を身にまとっている。


「ア、アズマザマ、ガイゲンノベンゴウガジュウリョウイタシ、、、」











「チェンジで」













聞き取りにくくなってどうすんねん!

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