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罪調べ  作者: 真小井宏
第1章 出会いは銃声から
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第三話

日曜の午前に寮を出たのは毎週日曜、昼からバイトをしているから。


バイトの目的は“将来のための資金"を貯めるためだ。


ウチの学校は私立でお坊っちゃんお嬢様が多いものの、アルバイト等を禁止していない。


これまた結果が全てという方針なので、働いていても結果を出せばそれで良いという方針だからだ。ほんと最高だ。


僕は祖父母に中学生の時から世話になっていて、これ以上の資金援助をして貰うのは心苦しいので自立の道を模索していた。


その手始めがラーメン屋でのバイト。


勤め先は寮から自転車で15分ほどの街中にある店。昼食の時間より少し前に開店。

僕は毎週日曜だけで開店前に出勤し、夕方6時までの勤務時間。

本当はもっと働きたいのだけれども18歳未満の一日の労働時間は8時間までだから仕方がない。


週1度だけでも雇って頂いているのには感謝しなければならない。忙しい店なんだから特に。

店主のおじさんは快い人で、面接時に将来の学費のためと答えたら2つ返事で採用してくれた。


もうすぐで夏休みが始まるから日曜以外も出れる。はやくシフトに書き込みたい。


夏期講習の合間を縫わなきゃなあ、など考えながら自転車を漕いでいたら到着したのだった。

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