006 Understand the current situation Ⅲ
にいには少しでもこの状況を長く堪能したかったらしく、通常2分ぐらいで家に到着するところを不必要に遠回りして15分費やしやがった。
俺が言うのもなんだが、男ってホントどーしようもない生き物だと思う。
同じ区内にある我が家は周囲の住宅と比べるとひと際大きく、敷地も広く感じられた。
データでは認識していたけど実際に見るとね。。。
「にぃに、ありがとね^^」
「おうっ!あーたんの為ならこれぐらいは何でもないさ♪なんならこれから毎日登下校の送り迎え.....「ただいまぁーっ!!」」
拓真が何か喋っている様だがそれをぶった切って玄関ドアを開けた。
奥の方からすぐにパタパタとスリッパでこっちに向かって来る足音が聞こえる。
「おかえりなさい^^あっちゃん♡♡」
母親である春香さんがにこやかに出迎えてくれる。
俺の後から拓真も入って来た。
「あらっ?!お兄ちゃんも一緒だったのねぇ^^」
「うんっ!にぃにに学校まで迎えに来てもらったの♪」
「あらあら・・・・まあまあ^^」
「そうなんだっ!あーたんが学校でナンパ野郎共に付き纏われてて困ってたみたいで....俺にヘルプの連絡が来たからさ・・・颯爽と駆けつけたって訳」
「あらまぁ^^;そうだったの?あっちゃんは大丈夫だったのぉ?」
「うんっ♪にぃにが直ぐに来てくれたから(⌒∇⌒)」
「そう^^よかったわねぇ~☆彡さぁ、手を洗って着替えてらっしゃい」
「は~い♪」
俺は自分用のスリッパに履き替え家の中へ上がると数m先のドアを開け階段のある廊下に抜けた。
(事前情報で判ってはいたけど・・・かなり広いなぁ!この家)
屋敷とまでは言わないが、それでもかなりの大きさだ。
玄関ホールも広かったしなぁ。
それにしても・・・・春香さん、とても40代には見えない!
へたをすれば20代後半に見えない事も無い。しかもむっちゃ綺麗だし♡♡♡
お肌もスベスベでボンキュッボンだし・・・・あの爆乳に埋もれてみたいっ♡♡♡
ほんわかしてて可愛いし、以前の男の俺だったら間違いなくどストライクだっ!
でもここでは母娘なんだよなぁ。。。。残念・・・・
(ママと呼んでるようだし、そこは切り替えるしかないか)
階段を登って左の一番奥の部屋。
そこが飛鳥の部屋らしい。
他にもいくつか部屋があり、兄である拓真の部屋は階段とか吹き抜けを挟んで反対側にある。
父親が飛鳥を拓真から守るための措置だとかw
あの超シスコン兄貴だから仕方ないかもだけどこの父親もどんだけ娘LOVEなんだという話。
ああっ!もう「俺」ではなく「わたし」なんだからそろそろこっちの切り替えもしないとだよなぁ....
まだ心とか脳内思考は男の部分が残ってるんだが。
そのうち自然に変わっていくと書いてあったけど。
ため息交じりに自分の部屋の隣に設置されている洗面所へと入る。
鞄をカゴに置いて手を洗う。
目の前に鏡→鏡に映っているのは超絶美少女→数秒息を飲む。
(っ!!!!!なんじゃこれはぁぁっ!!!(驚愕))
そういえば・・・この身体になって実際に自分の顔を見るのは初めてだったか。
確かにインプットされている情報には書いてあったよ?
でも......これほどまでとは。。。。。しばし呆然と見つめるだけになっていた。
自分で言うのもなんだが、むちゃくちゃ美しいし可愛いっ!♡♡♡
なるほど、モテモテな訳だわ^^
鏡の中の飛鳥にウットリ見蕩れてしまう。
だがしかし、まだもう一つ確認しなければならない最重要懸案事項がある!!
取り急ぎ手をタオルで拭ってダッシュで自分の部屋に向かう。
部屋へ入るとすぐさま鍵を掛ける。
部屋はやはり女の子らしい部屋だった。
12畳ぐらいはあるだろうか?一人部屋にしては広い方かな。
壁は白を基調に日当たりも良いようだ。
大きな窓には薄いピンクと白いレース地の二重カーテン。
ファニチャーやインテリアもとてもファンシーな女の子仕様。
(うあぁ~!これからココで生活するんだぁ!!)
少しだけ気後れしそうになるが、今はどーでもいい。
こちらもピンクで統一されたベッドに鞄を放って大き目のドレッサーのすぐ隣にある等身大の姿見の前に立つ。
そして徐に着ている物を脱ぎ始める。
制服であるブレザー、スカート、ベスト・・・・。
季節柄なんだろう、薄いベージュなレースのキャミも身に着けていた。
思わず盛り上がっている自分の胸をガン見してしまった。
ママさんの爆乳には負けているが間違いなく豊満な巨乳だっ!
無意識のうちに両手で鷲掴みにしてしまった。
だってしょーがないじゃないかっ!男だった頃はDTで直に本物の女体なんてお目にかかった事など無かったんだからっ!(哀)
「ビクッ!!んふっ!!♥♥」
思いの外感じてしまい変な声出ちゃってた;;
このままもっと堪能したいところだが・・・・
(誠に残念ではあるが、次に移らないとだよなぁ。)
(まぁこれからいつでもいくらでも触れるんだから(^^♪)
そう思い直してキャミの肩ひもをするりと脱ぎ落す。
現れたのは若草色のレースの入ったブラとショーツ。
張りがありツンと前に盛り上がっている瑞々しい大きな双丘 谷間も凄いっ!
腰回りのクビレも半端ないっ!そんじょそこらのグラドルなんか眼じゃない!!
ヒップラインも理想的な曲線を描いていてスベスベだし。
正にヴィーナス!!!文句のつけようがないパーフェクトボディな芸術品がそこに存在していた。
「ゴクリっ」と息を飲む。
しばらくは鏡の前で角度を変えたりしてウットリ自分の身体に魅入ってしまう。
更には・・・・多少の迷いはあったが意を決して上下の下着も脱いでみた。
そこにはブラを外したにも拘らず、重力無視で張りを保っている白磁の美しい果実。
その先っぽには桜色した蕾がチョコンと存在感を主張している。
シミ一つない完全無欠のスベスベ美肌。
やはり西洋の血が混じっているのか、透き通るように薄い肌色。
アンダー○アーも薄く生えてるだけ。
(もっと具体的にえろえろ、もといイロイロと確認したいっ!)という衝動に駆られて手を伸ばそうとしたところ、
「リリーンッ♪」とベッドわきのローテーブルにあるルームホンが鳴った。
「あっちゃん?着替え終わったかしら?終わってたら御夕飯のお手伝いお願いしたいのだけれどぉ?」
何というタイミングなんだろうかっ!!!
「はぁ~い♪りょーかいです☆彡」などと可愛く返事をして…
(うっく!むっちゃ残念っ!!!)
残照の想いでウォーキングクローゼットで部屋着を探す。
穿きっ放しだったニーハイも脱いでてきぱき下着を装着する。
この辺も予めインプットされているので意識せずとも部屋着も含め完璧に着こなしていた。
上はクリーム色のニットセーター、ボトムスは濃紺のスリムなデニムジーンズ。
ミニスカでも良かったんだけどね。寒かったし;;
着替えた後も髪は何故か何もしなくても艶々に整えられている。
部屋から出て下へ降りるとデミグラスの良い香りが漂っている。
どうやら今晩はビーフシチューのようだ。
キッチンへ向かうと、ママさんがほっこり笑みを浮かべて、
「あっちゃんはサラダをお願いネッ♪」
言いながらママパイがぷるるんっ♡♡♡
なんて破壊力なんだろっ!!
とても敵わない(どよ~ん)
このキッチンも広く設計されている為、大人が二人並んで別々に作業をしていても問題ない。
レタス、玉葱、トマト、ハムなどを適度に切り刻んでいき小皿4枚に均等に盛り付ける。
ゆで卵も綺麗に切って加えてっと・・・
ドレッシングはレモン汁、オリーブ油、塩、砂糖、黒コショウを混ぜ合わせたもの。
ポン酢、マヨネーズ、すりごまなどを混ぜたものの2種類作ってみた。
ビーフシチュー、サラダ、ガーリックライス、そして何故か酢の物。
以上が今宵のメニューだった。
パパさんは仕事で遅くなるそうなのでママさん、にぃにと3人で先に食べる事にした。
その後、お風呂までの待ち時間。
自分の部屋でスマホやPCなどでトレンド情報などを細かくチェック。
間違いなく男だったオレが生きてきた世界と同一で時系列、世相、情勢などなど・・・全てが一致している事を確認した。
次回 いよいよw




