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彩夏音の魔法のペンダント2  作者: 白浜月
7/11

記憶喪失?

「彩夏音。」


と呼ぶ声がして、私は目覚めた。

あれっ?

私、意識を失っていたみたい。

頭痛はおさまったけど、どこか違う世界にでも行っていたような感覚だ。

私は気になった。

またあの頭痛…。


思いきってお父さんにそのことを話してみた。


「私最近、なぜか以前のこととかを思い出そうとすると頭がズキッと痛んで、意識がなくなることもあるの。

おまけに以前のことは全く思い出せないこともあって…。

何か忘れてはいけないものを忘れてしまったような気もするし。

どうすればいいんだろう?

頭痛のことも気になるし、病院に行くべきか悩んでいる。」


と相談するとお父さんは、


「病院には行かなくても大丈夫だと思う。」


とあっさり言われた。

そうなの?

そんなに深刻に考えなくてもいいものなの?


お父さんは続けた。


「多分彩夏音は、何かが原因で忘れてしまったことがあるのかもしれない。

それは彩夏音にとって、とても大切なことなんだろう。

でも簡単には思い出せない。

少しずつでもいいから、無理をしないで思い出していったらどうかな?」


確かにその通りだよね。

何か的確すぎて、事情を知ってるみたい。

まさかそれはないとは思うけど。

私は、ひょっとしたら自分では気付かないうちに記憶喪失みたいなことになった?

そんなわけないよね?

怖くて聞けない。

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