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彩夏音の魔法のペンダント2  作者: 白浜月
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乾君との会話!

入学早々、毎日のように行われる小テストで、私は数学の結果が散々な結果だった。

私は教科の中で数学が一番苦手。

特に高校に入ってから難しくなった。

結果を見て、何とかしなければと一人悩んでいると、乾君から話しかけられた。

「どうしたの?」

私は慌てて、テストを隠した。

「ちょっとテストの結果がね…。

努力不足。」

と笑って誤魔化そうとした。

「もしよかったら、

僕のわかる範囲で教えようか?」

「えっ!?いいの?

是非お願いします。」

「いいよ。」

やったー、乾君に近づけるチャンス!

ちょっとずつ距離を縮められるかも。

「じゃあ、今度の日曜日はどう?」

「全然大丈夫!」

「図書館でもいい?」

「もちろん。」

「笹崎さんの近くの図書館はどう?」

「乾君、私の近くの図書館知ってるの?」

「うん。行ったことがあって。

カフェも併設されてるでしょう?」

「すごい、その通りだよ。」

「あの店のハムサンドがとても美味しくて。」

「だよね。私も好き。乾君も食べたことあるんだ。」

そういえば中学生の時、望優と行ったなぁ。

あの時って、望優と二人だったっけ?

何かもう一人友達がいたような…。

ズキッ、痛っ。

なぜか最近無理に思い出そうとすると、頭が痛くなることがある。

そんなこと、別にいいや。

とにかく私は乾君に学校外で会えるのが嬉しかった。

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