表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彩夏音の魔法のペンダント2  作者: 白浜月
11/11

もう一人を…。

「ハロ?」


「彩夏音…、

思い出してくれたんだね。」


「うん。

思い出してきた、段々と。

でもどうして魔法のペンダントが2つに?」


「多分、彩夏音の記憶が戻って、一気にペンダントに魔力が戻り、勢い余って二つに別れてしまったんだろう。」


「そんなことあるの?

でも、二つ目のペンダントはどうすればいいの?」


「彩夏音が一人で持つには負担が重すぎる。

誰かもう一人持ち主になってくれる人を探さないと。

悪いけれど、もう一人の持ち主が見つかるまでは、彩夏音が持っていてくれないか?」


「うん、いいよ。」


ハロ、私の記憶を戻すために、頑張ってくれたのかな!?

ものすごく疲れてる。

そういえば私、このペンダントを使って、魔法の練習していたなぁ。

懐かしい!

ちょっとやってみようかな。

久しぶりだから、うまく出来るか自信はないけど…。


「お父さん、ハロ、

ちょっと魔法の練習をしてみるね。」


まずは小さな消しゴムを浮かせてみようかな。

できるかわからないけど…。


前の感覚を少しずつ思い出しながら、

そして魔法の呪文を唱えた途端、

消しゴムがドーンと勢いよく飛び上がり、天井にぶつかって、少しへこんでしまった。


えー!?


「彩夏音、きっと前よりも魔力が強くなったんだ。

おまけに今はペンダントを二つ持っているから余計にね。」


とハロが言った。


早くもう一人を探さないと。


「でもどうやって探そう?」


「ペンダントが探してくれるだろう。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ