僕はガラリアの妹弟子
ヴァガンの布告から数日・・・・
悩んでいたが僕アイスは・・・・・
二人の女性と・・・・
白髪のエルフ・・・
ヒイナと・・・・・
黒髪の鬼美女リノ・・・・・
二人共髪は長い・・・・・
軽装ドレス姿のヒイナと・・・・
黒い赤の映える和服のリノ・・・・
ヌベラド王城の一室で話す・・・・・・
「ヴァガンには伝え居ません」
「僕はガラリアの妹弟子」
「ガラリア姉さまは悲しんでた」
「けどおもてには出さなかった」
「最近までどうでも良いと」
「けど」
「もういいいわ」
優しくリノ殿が声を・・・・・
「そうよね」
「ヒイナ」
「ああいいぜ」
ヒイナ殿ワイルドー・・・・・
「ガラリアかぁー」
「面白くて」
「良い奴だったんだがな」
ヒイナ殿は懐かしみ・・・・
「ふははははは」
「いずれわたくしの国に」
「そう貴方達は我が大切な臣民に」
「つうて」
「よくサクに教えてくれてさ」
「あサクて俺の息子な」
ほうほう・・・・・
「なついてたよなああああ」
「はあああああ」
ヒイナ殿もリノ殿も落胆・・・・・
あれガラリア姉さま好かれてた?・・・・・
「ヴァガン生まれてさ」
「こう抱き方も下手で」
「つい口出しを皆で」
リノ殿が沈痛の面持ちで・・・・・
「すまん」
「それで追い出す形に」
ヒイナ殿は両手を合わせ謝る・・・・
なるほど・・・・・
「王は?」
「あいつは」
ヒイナ殿は謝りのまま・・・・
「いや皆」
「心でおそれてた」
「全ての愛がガラリアと」
「ヴァガンに注がれるんじゃねえと」
「あいつは変わっちまった」
「俺たちとヴァガン以外の子の為に」
「できもしねえ王の真似事をはじめて」
「サクをウカイナと皇太子を与え」
「無理を今もしてる」
「俺達はどうしていいかわかってねえ」
「なさけねえ話」
「ガラリアが消えて」
「向き合えなかった」
「ヴァガンと怖くて」
僕は聞くしかできない・・・・・
「だが子供達は違った」
「報いるだってな」
「俺たちに乳母の姉ちゃんたちに」
「困ると聞いてさ」
「協力しあい」
「育てた」
「上手くいってると思ってた」
「けどちがっていた」
「あいつはあいつは」
「歪んでた」
「わかってはいた」
「けど大丈夫だと」
「シズクがあわやで」
「あいつは発狂し」
「成人手前のヴァガンに押し付ければ良いと」
「結局俺達は受け入れ」
「いつか戻れると信じて」
「今日迄来た」
「あいつとヴァガンは歪んだまま」
「それでも離れられず」
愛故に動けず・・・・・・
下手につつけばマズイ・・・・
ヴァガンは其れをさっしてる・・・・
リノ殿がよわよわしく・・・
「今日ヴァガンが出て行く」
「きっとヴァガンは出て行きたいとは」
リノ殿は窓を見つめ・・・・
「おもってないでしょうね」
「でも私達は心のどこかで期待している」
「これで戻れるんじゃないかと」
沈黙が訪れる・・・・・
ガラリア姉さまの所為にすれば良い・・・
でも出来ない・・・・・
駄目だ・・・・・
僕じゃどうにもできない・・・・・
帝国より手が見いだせない・・・・・
僕は・・・・
「有難う御座いました」
二人は此方もありがとうと・・・・
ガラリア姉さまによろしくとごめんねと・・・・
ただ願うこの出来事が・・・・
僕の行動が少しでもいい風に成る様にと・・・・
お読み頂き有難う御座います。




