マイナーゲームについて
逆に異世界のゲームとか出したいぞ俺、って人。
それについてもいい方法がある。
「異世界で遊ばれてるゲームとか想像つくかよ! オリジナルゲームなんて作れねえぞ!」
そりゃそうだ。
だから、日本で知名度のない海外のゲームを参考にする。
海外のゲームなら、日本とは違う文化で生まれたために異世界感が出る。出るよね? 出ないかな?
「日本で知名度がねえんだったら俺だって知らねえよ! 調べるのもめんどくせえ!」
そんな困ったちゃんのために私がもう調べてあるので使っちゃっていいよ。
ドメモ
アレックス・ランドルフというゲーム作家が作った作品。
ヨーロッパにはプロゲーム作家という職業があり、ドイツには年間ゲーム大賞とかある。アレックス・ランドルフは、その中でも特に有名な人物らしい。私は調べるまで全然知らなかった。
ルールは単純。
まず、使うのは数字の書かれた28枚のタイル。タイルには1から7までの数字が書かれており、1のタイルは1枚、2のタイルは2枚といった具合に数字と同じ枚数のタイルがある。
このタイルからランダムに手札を取る。二人でやる場合は七枚が普通だが、難易度調整のために変えてもいいかもしれない。
取った手札は自分では見ず、相手に公開する形で置く。
残ったタイル(手札でないタイル)のうちの七枚を伏せて残りを全員に公開する。この枚数も調整するといい。どうせ異世界だから、ルールが違ったって気にする人はいない。
手番は交代制。自分から見えるタイル(相手の手札と伏せられていないタイル)から、自分の手札に何があるかを予測する。一回に一つずつ数字を宣言していき、正解した場合は相手にその数字のタイルを取ってもらう。当たったらもう一度宣言してもいい神経衰弱方式。
正解した数字を何枚持っていても、一度の宣言では一枚した取られない。7と宣言して正解だったからといって、もう7を持っていないとは限らないのだ。
最初に手札を全部公開した人の勝ち。
「庶民のゲームが知りたいんだよ! 中世の一般人がタイルなんて持ってるわけねえだろ!」
別に木で作られた簡素なやつでいいじゃん。数字の代わりに絵とかマークとかにしたら一気に庶民派になる。
「よっしゃ、じゃあ次は貴族がやるようなボードゲームが知りてえな!」
じゃあ次はこれ
ガイスター
これもアレックス・ランドルフの作品。別名ファンタスミ。
6×6の36マスのボードと16個の駒を使う。駒は赤と青の二つが存在し、お互いにそれぞれ4つずつ所持する。この赤の駒と青の駒は相手から判断がつかないように盤面に置く事になる。(この駒がガイスト、つまりお化け)
まず初期配置だが、将棋やチェスのように決まったものがあるわけではない。
手前2列のうちで両端の1マスを除いた8マスの中に好きな配置で持ち駒を置く。
ここからは交互に一回ずつ駒を動かす事になる。駒の動きは色に関わらず縦横斜めに1マスずつ。自分の駒と重なるようには動けないが、相手の駒と重なる場合はその駒を取る事ができる。(ゲーム的にはこちらのお化けが相手のお化けを食べた事になる。)
青の駒は盤面の相手端の角から盤の外に脱出する事ができる。赤はできない。
勝利条件は三つ。
⚪︎相手の青の駒を全部取る。
⚪︎自分の赤の駒を全部取らせる。
⚪︎自分の青の駒を全て盤面から脱出させる。
本来なら駒の後ろにちっちゃく色がつけられていて、それで赤と青の判断をするのだが、異世界に登場させるのなら魔法で判断してもいいかもしれない。自分にしか見えないマーカーをつけたとか、そんな感じで。
完全に魔法のゲームとなると、やはりオリジナルゲームという事になってしまう。拙作「ギャンブラー少女は魔法学校に入学しましたが結局ギャンブルしています。」の三章では魔法を使った競技を行なっているので読むんだ。
参考になるかどうかはわからないが、少なくとも読んでくれると私が喜ぶ。