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1.プロローグ

あれ、ここはどこ?


僕は相原、遊莉(ゆうり)


高校一年生の夏休みに相原家の別荘で、愛馬の(れい)に乗って、野原を走っていたら、急に光出して…


「ようこそ、いらっしゃいました」


今、挨拶をしてきた。少女は大人びて見えるけれど、見た目中学生くらいかな?


高い天井から降り注がれる。光が、先ほど挨拶をした。美少女の美しい金髪をより輝かせていた。つり目の青い瞳は、嫉妬が、透けて見えるけれど…それが、わかったのは、この場で、零1頭だけだった。まぁ、零にとっては、どうでも良かったからスルーした。


周りを、見わたしたら、僕、以外の日本人の男女が困惑した表情で美少女を見ていた…


……僕と零の方も見ている?


「申し訳ありませんが、今から、勇者様、聖女様を、見極める儀式をします。こちらに、来て下さい」


「あのー?此所、どこですか?」


何の説明もしないで話しを進め様とする。少女に、不安げに、大きな瞳を潤ませ話しかけたのは、先ほどからいる。日本人らしき少女……


『褒めて使わす娘!私も、聞きたかった事を、聞いてくれるとは!』


………え?零が、今、喋った?横に居る零の黒い瞳と目があった。僕が、大好きな、零の優しい瞳。よくわからないが、僕は、零の言葉が、判る様に、なったらしい……初めて聞いた。零の声は、凄い美声だけど…

何故?ちょっぴり、偉っそうなの?


『我が君?いかがなされた?』


「……」


『我が君、相も変わらず、お美しい!まるで、野に咲く一輪のピンクディー.ジー.の様に可憐です!』


…姉さんが、いつも、僕にむかって言ってた言葉……


「あら、ごめんなさい?申し遅れました。わたくしは、オルゴーゼ公爵我娘、ディアナ、と申します。此所はインラサス帝国の神殿ございます。まぁ、貴方方は、本来なら、知る必要ありませんけれど」


主に、日本人らしき少女と僕を、鋭い目つきで睨んできた。…?


『我が君に何たる無礼な!』


「ディアナ、そんな、言い方は良くないだろ?」


「ですが、殿下!」


後ろにいた。青年が、反論するディアナに冷たい眼差しをむけた。


「出過ぎたまねをしました……」


「申し訳ない、私は、この帝国の皇子、シェイドだ。」


シェイドは、甘い顔立ちの美青年で、先ほど、真っ先に、質問した少女が頬を赤く染めうっとりとした表情で、シェイドを、見詰めている。


『………』零はシェイドと似た誰かを、しているような、容姿では、なく、………?


「申し訳ないが、こちらに、来てくれ」


壁だった所から部屋が現れた。隠し扉?其所に、石板があり淡く光だした。


「聖書によると、この場所は神話の時代、見極めの遺跡があった。と記されている。光の女神ライアと闇の神ダクルが長年争いをして決着をつけた場所だと言われている。この石は光の加護が、あるか、ないか、の判別ができる。だけ、の石だ」


「ま、待ちなさい!」


シェイドが遺跡について説明していると神殿にいる人達のあわてている声が響いた。……零がのそのそ入って来て石板に前足をのっけた!


眩しい光が……


「…………」シェイドの菫色の瞳が驚愕で見開いている。






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