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第202回

「それはそうと、この前、お話しした大臣の一件なんですが、沼澤さんはどう思われます?」

「どう? とかれましても、私がこうだ、と申す筋合いの話じゃありませんから…。最終的には塩山さん、あなたがお決めになることです…」

「それはそうなんですが…。どう思われるかだけでも訊かせて戴ければ、と思いまして…」

「はあ…。まあ、玉がそうしたのなら、そうするのがベターなんでしょう。玉だって悪いようにはしないはずです

「なるほど…。参考にさせてもらいます。それと、いつやらも訊いたのですが、こちらから玉にコンタクトがとれるようにするには、何か方法があるのでしょうか? それとも、何もしなくても?」

「…恐らくは、あなたが念じて玉に問いかけたとき、玉のお告げがあればそれがコンタクトがとれるようになったということでょうか。とれるようにする方法なんて有り得ませんよ。私だって、ふと問いかけたくなって念じたとき、お告げが返ってきたのですから」

「これは、いいことを耳にしました。お告げのことはそのようにします。それと、大臣の話は、まだ改造があればの、レバニラ炒めですが、一応はお引き受けする方向で考えてみることにします」

 私はそう云うと、水割りのグラスを傾け、ママが作ってくれたアスパラガスのベーコン巻きを頬張った。なかなか、美味だった。

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