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『ヴァイスの血に眠るモノ』


「悪いけれど、もう死んでやる訳には

いかなくなったんですよ」


敬愛する主人が処刑されたのは貴様のせいだと吠える、

騎士の出で立ちをした竜人族の男達。

彼らが振り回す銀色の煌めく刃を、

アインは冷めた瞳のまま避けてそう告げた。


『宝物』を手にする前の己であるなら、

これぞ好機とばかりに男の刃を受け入れただろう。

あの頃の己は死に場所を探していたのだから。

けれどアインは今護るべき宝を手にしていた。


例えるならかの物語に出てくる悪竜と同等と

呼ばれても構わぬと豪語できる程、

アインは愛らしい己の二人の花嫁二人に執着していた。


二人のためだけに捨てようとしていた命を拾い、

あれほどロードに押し付けようとしていた

領主の座に座るぐらいには。


それに『敬愛する主人』とお綺麗な言葉で飾りながら、

己の主人の最期さえ看取ることなく逃げ出した

臆病者達の言葉に何の意味があるというのか。


あまつさえ今まで散々虎の威を借りる狐よろしく

罪無き民達にした理不尽を、無実の己の主人になすりつける輩など。

彼らの主であるオランジェもリーラも、

彼らの巻き添えで処刑されたようなものであるのに。


『従僕が犯した罪は、主人の罪。

…お前を虐めた意地悪な兄貴の死だ。

お前の心に残す必要もない。何もするな。


お前の人生に、今までの暮らしより辛い事など

きっとないだろう。

愛しい者に愛されて、お前は末永く幸せに暮らせ』


かつて無実の罪で己が処刑されると聞いたオランジェは、

表情を変えずにそう言い放った。


エルフを奴隷にしたからという

最もらしい理由をつけてはいるが、

オランジェはエルフを奴隷になどしていない。


奴隷としてエルフの里から連れてこられたエルフに恋をして、

正式な手続きをして彼女を解放し妻としただけだ。

彼が他種族を差別する里の思考に染まった

彼女に愛される事はなかったが。


そしてアインが『こんなのは間違っている』と

若き王に直談判しようとしたのを制した、そんな言葉がこれだった。


確かに殴られた事も、侮蔑の言葉を投げかけられた事もあった。

けれどそれは他の兄弟達がエルフの姫君に生き写しの幼いアインに、

好色な雄の牙を向けている時であったと。


ふと、そう気づいた。気づいて、しまった。


最後の最後に『オランジェとリーラは他の兄達と同様に

妾の子である己を疎んでいる』という

アインの瞳にかかった靄がはれたとも言えた。


思い返してみればリーラも、

今のオランジェと同様の事があったではないかと。


『今のお前には力も知識も無い。

そんなんじゃお前の目的を達する前に、

あの愚鈍な母上と兄上達にすら気づかれて処分されるだろうね。


その身体の痛みが悔しいなら、

武器一つ使わず僕程度倒せるようになれ。

刺客の心すら己の言葉一つで魅了出来る程に知識をつけろ。


この狭い箱庭を生き抜く事すら出来ずに、

この腐りきった領地を変えるだなんて

ただのお笑い草にしかならないよ』


この領地を変えると意気込んだ十代のアインを

立ち上がれなくなる程豪腕で痛めつけ、

嘲笑と共にそう言い放ったリーラ。


今思えば超回復に任せた『竜人族らしい』

正々堂々とした戦い方ではなく、

己に流れるエルフの血の能力も生かした

搦め手な戦い方をするようになったのは。


彼の言葉が切欠だったのかもしれない。


彼の教え通りありとあらゆる知識を付け、

アインは己に放たれた刺客達に寄り添い

魅了していった。


『アインは無実だ』

『自分達が人質にされていたからだ』

と口々にアインの部下となった彼らが

断罪されるリーラ達の前でアインを庇った時。


リーラはアインに向けて、

満足そうな笑みを浮かべて笑ったのだ。


さも己は兄弟達と共に断罪され、

アインが領主になる未来が

見えていたと言わんばかりに。


何も知らぬ幼子がたった一人で、

複数の大の大人達を相手取って

生き抜けるわけがないのだ。


不器用ながらも突き放す事で、

オランジェもリーラも幼い弟であるアインを

愛し護ってくれていた事に

アインは二人の兄達の最期の時に気づいた。


けれど時はすでに遅く。

唯一自分を弟として愛し護ってくれていた

二人の兄の命を助けたくとも。


すでに彼らは若きこの国の王によって

『この世界の膿』と認定された後だった。


アインは親兄弟達の処刑を決断した

あの若き王の恐ろしさを知っている。


国を邪神から救うだけではなく、

邪神そのものも救いあげた。


民を愛する慈愛の心に満ち、

世界を創りあげ世界のためにその命を投げ出した

創生神エアの生まれ変わりとも言われる賢王。


その正体は、

護るモノのためなら手段を問わない

『魔王』そのものであるのだと。


『君は怒ってもいい。

僕は君が命を狙われると知っていて、泳がせた。


けれど罪無き民に重税を強い、

腐敗しきった騎士団を持つ本家ヴァイス家という膿を

叩き潰す好機を逃すわけにはいかなかった』


十のために一を見殺しにした。


そう本人に告げる事が出来る程の冷徹さを

あの王は持っている。


何処が若すぎる幼子の王だ。

何が国を率いる事など出来ぬ、か弱き少女の王だ。


そう浮婪を嘲り笑っている輩は、

何も知らぬだけだ。


その時自分と対峙した時には

非公式である事を王自ら証明するかのように、

少女の姿で清楚なドレスに包まれていた。


けれど彼女の身や言葉その全てから放たれる、

『この者に逆らってはいけない』という

雰囲気だけは変わらなかった。


彼女はアインが己の護るモノの障害になる程

堕ちる時があるならば。


容赦無くアインを切り捨て、

自ら敵として打ち砕きに来るだろう。


かつて数え切れぬ程の挫折を味わってなお、

この世界の破滅する運命を

聖女とともに打ち砕いた時のように。


そんな彼女に唯一逆らったのが、

アイン達の父親のクォーツァルトだった。


当時クォーツァルトは

『旗印として担ぎ上げられた無実の愚者』の役割を

彼女に課せられていた。


だがクォーツァルトは、

その役目を返上し自ら死を選んだ。


あの時己の父は、

なんと言ったのだったか。


己こそ由緒正しき竜人族であると

普段から豪語する男達を委縮させ青ざめさせる、

可憐なドレスと杖だけを下げて

綺麗な笑顔で周囲を威圧する少女を前に。


「我ら竜人族を愚弄するか、小童が!

武人の誇りを甘く見るな!」


『我ら竜人族を愚弄するな、小娘。

武人として育った者の誇りを

甘く見ないでもらいたい』


避けてばかりで一向に攻撃する事なく、

あまつさえ考え事までしていたアインの態度に

逆上した騎士の一人が口汚く彼を罵った。


そんな男の言葉によって、

あの日父親が己の心臓に迷いなく愛剣を突き立て

血反吐と共に言い放った言葉が

被さるようにアインの脳内で再生される。


目の前の男が怒りに任せて吐く言葉とは違い、

己の死を覚悟した武人の言葉

-目の前の少女が本家ヴァイス家を潰す事で

本当に得たかったモノをこの場で唯一見抜いた

クォーツァルトの言葉が。


『…ッ、貴様が欲するは我がヴァイスの血に宿る

当主のみが使える魔術と、本家当主の忠誠。

そして己の意のままに動く風だろう。


…ならば好きなものを持っていけ』


拘束され己の命を諦めた表情で笑うオランジェと、

満足そうな笑みで後ろ手に縛られているリーラを

そう、顎で示した後。


鮮やかな紅を纏う冷たき刃と共に、

クォーツァルトは力無く

膝から崩れ落ちた。


あの時思わず駆け寄ったアインの頬を優しく撫で

別れの言葉は無くとも穏やかに父の表情で笑った、

あの人の笑みを覚えている。


そしてその命をもって首謀者である

正妻と兄弟達の逃げ道をなくし、

最後に父親として『オランジェとリーラを助けたい』

というアインの願いを叶えてくれたということも。


「あの方達の仇である貴様を討ち、

このロストブラオンを、エーアデ国を

正しき竜人族の支配する理想郷にするのが、

我ら騎士団の主達より託された願いだッ!!!」


失ったものは多かった。


けれどこの命は、心は、

不器用に愛し護られていた。


彼らは不器用にアインの幸せこそ願えど、

このロストブラオン領を

反旗の旗印にする事など望まなかった。


暴走する従僕や兄弟、妻を制御出来なかった

責任を取るために『自決』の道を取った

誇り高き武人達なのだから。


その男の妄言に、アインは初めて

己の命を狙う騎士達と対峙する覚悟を決めた。


己の主の現在(いま)すら知らぬ癖に、

何が『敬愛する主』か。


自分を『本当に』敬愛してくれている

エルフの兄弟ならば、目の前の彼らのように

甘い汁を吸うためだけに

領地を腐敗させようとする真似などしまい。


そう考えたアインは複数の方向から剣を振り上げ

同時に襲いかかってくる騎士達を前に、

静かにその青と翠の瞳を閉じた。


「ならばこのロストブラオン領の主として、ヴァイス家当主として。俺は貴方達の前に立ちはだかりましょう。我が王への忠誠と俺に未来を託した武人達の誇りにかけて!」


息をほんの一時詰めたような、その一瞬。眩いばかりの純白の光がアインの手元から迸り、騎士達を一閃した。アインの手にはいつの間にか、処女雪のごとく純白の刃を持つ一振りの剣が握られていた。

丸腰のはずの相手に斬りかかったはずと、己の身に襲いかかった衝撃に目を回す騎士達の巨体がロストブラオンの街と通行人を傷つける事がないようにと森の詩を使い植物でクッションを作る事もアインは忘れなかった。勿論、戦いの最中に『敵から送られる塩』がどれだけ武人である彼らの矜持を傷つけ冷静さを失わせるかも理解した上での行動であった。

すぐに両者の剣は火花を舞い散らす勢いで何度も交わっては、互いの剣肌を滑らせるかのように離れた。まともに当たればアインの細腕などたやすく両断してしまいそうな銀に煌めく刃を豪腕を発動させ、怒りの衝動のままに振り回す騎士達。そして街の人々を護りながら二人がかりの連撃を受け流し、無傷で剣舞を舞うように剣を踊らせるアインがいた。


「何処までも我らを愚弄するか…ッ、この半端者の穢れた血がッ!!」

「貴様のような幼子ですら出来る竜の意思すら発動出来ぬ者など、この神聖なるロストブラオンの領主と認めぬッ!!」


その騎士達が放つ己では選ぶ事など出来なかった『己の血筋』についての罵倒について、アインはほんの僅かに瞳を歪ませた。好きで混血として生まれてきたわけではない。血の滲むような努力をしても、兄達のような力強い腕も、竜としての美しい鱗も手に入る事はなかったのだから。

何百回と言われ続けても慣れない言葉により胸の痛みに動きが鈍ったアインの首を刎ねるべく、これが好機とばかりに騎士達はもう一度同時に襲いかかった。元々戦闘が得意分野ではないアインが、その道のプロ相手には超回復を使わず戦うのは厳しいかと覚悟を決めた瞬間。


己はアインを主と認めると言わんばかりにアインの剣がー本家ヴァイス家当主に代々伝わる剣が、強く光輝いた。それと呼応するように何処からともなく出現した光の蔓が、アインに踊りかかった騎士達の巨体に巻き付くように絡みつき拘束する。剣に当主と認められた者-アインの前は本来のこの剣の持ち主であったロードのみが起こすことの出来た、その光景に周囲の人々は息を飲んだ。かの王が欲した力を民に示し、己の価値を示せ。そう告げられている気がしたアインは祈るように剣を胸の前で構え、頭の中に浮かび上がる言葉をはっきりとしたよく通る声で詠唱し始める。


「『我が血に宿る竜よ 全てを白へと返せ』」


言葉が紡がれるとすぐに、アインの身体から湧き出るように純白の炎が巨大な竜を形作っていく。宿主は焼かずともその魔力を湯水のごとく吸い上げていく魔術に、アインは僅かに顔を顰めつつ剣を片手で高く掲げた。アインの動きに呼応するようにゆっくりと白き竜の顎が上下に開かれていく。騎士達が目の前の半端者と侮っていた青年が、正式な『白竜に認められた者』だったと気づいた時には全てが遅かった。


「『我が民を 我が宝を護るため この身に宿る血を捧げよう 我が白竜よ』」


圧倒的力の差にやっと気づいた騎士達が自らを拘束する光の蔓から逃れようと罵声交じりに騒ぐのを背景に、アインの周囲を炎を纏った白き風が渦巻き彼の銀糸を揺らす。痛みに顔をしかめるアインの腕から液状の紅い帯が何本も伸び、片手に高く掲げた剣の刃に絡みつき吸い込まれていく。すると赤熱したかのごとく真白な刃が、真紅に染まり鼓動を身の内に持つ生物かのように波打った。


「『白竜の祈りホワイトドラゴンズプレアー』!!」


詠唱が終わると同時に、アインは剣先を騎士達へと向ける。すると己の主の敵を見つけたとばかりに純白の炎の中に輝く柘榴石の竜瞳が輝き二人の男達に喰らいつき呑み込んだ。断末魔のごとき二人分の悲鳴が重なり、炎は彼らを焼く事はなかったが彼らの身の内に巣食う『黒き心』を焼いていった。後を引く悲鳴が聞こえなくなるとともに、竜人族らしい巨体の身体が小さくなっていく。


ヴァイス家の当主の中でも、『心の底から』己が護るべき民を愛する者のみが使う事を許される魔術である『白竜の祈りホワイトドラゴンズプレアー』。それは一族でたった一人しか発現しない代わりに、王家に伝わる王の証と同等の力を有していた。王の証である貴族の瞳(ノーブルアイ)が『民を脅かす強大な敵を打ち砕くモノ』とするならば、白竜の祈りホワイトドラゴンズプレアーは『民の内側から染み出す悪しき心を祓うモノ』だった。

これこそがクォーツァルトがその命を持ってアインに与えた『父親としての贈り物』であり、私を滅し滅亡寸前の国を二十年で復興させた若き王への『カード』であった。人手は欲しいが反逆の芽は一つ残らず摘み取って、民が心安らかに暮らせる国を作りたい。そんな彼女の願いを叶える事の出来る、力。


「君達はもう僕の許可無しに豪腕は勿論、他のスキルも使う事は出来ません。誇っていた肉体も子供の頃のモノに戻させていただきました。…今の貴方達に問いましょう。貴方達の主であるオランジェッド兄上とリーライズ兄上は、この豊かな地を戦火の炎で炙る事を良しとする方々でしたか?」


現在のオランジェとリーラのような幼い少年の姿に肉体年齢のみを巻き戻され、強大な炎の竜に包まれたにも関わらず傷一つ無い事に目を回す二人にアインは穏やかな笑みを浮かべて両手を差し伸べた。そして剣を持つ事が出来ない程小さくなった子供の手がアインの手におずおずと重なると、アインは二人の身体を軽々と持ち上げるように助け起こした。二人は己を殺そうとした相手である自分達を助け起こしたアインの行動に、『自分達のせいで無実の罪で処刑された主への罪悪感を誤魔化そうと大義を掲げていた』事すら見抜かれているかのようなアインのまっすぐな視線に息を呑む。そして未だ戸惑った表情は浮かべたまま、けれど迷いない声で二人はアインの問いに答えた。


「オランジェッド様は…望まない。あの方は…ッ、買い取った奴隷の娘達の奴隷紋すら、自分の兄達に気づかれないように消してやる程お優しい方だ!!罰を受けるは俺であってあの方ではない!」

「リーライズ様がそんな事を望むものか!!あの方は誤解されやすいが、誰よりもこの領地を愛しておられた!!この地の民を真に愛する者が領主になるべきだと!僕の罪をあの方が背負う必要なんてなかった!!」


オランジェとリーラを疎んでいたクォーツァルトの正妻と、エルフの姫でありながら奴隷の身分に堕とされ竜人族を嫌いオランジェを憎んでいたオランジェの元妻。二人の女により洗脳に近い言葉により全ての愛を己が主に捧げた少年騎士は、堕落し全てを憎む青年騎士へとなったのをアインは遠い風の噂で聞いていた。エルフの里にも腐敗の種がいくつかあると聞く。あの少女王が『あえて』エルフの里に着手しなかったのは、そういう事だ。アインに『領主の器としての価値を見せよ』と暗に告げていた。

簡単には裁けぬように隠された癒着の自白。エルフの里とロストブラオン領に共に眠る腐敗の種への手がかり。アインが二人の少年騎士の心からの叫びを聞き一つ深く息を吸い込んだ時、遠くで浮婪が『お前は僕に比べて甘すぎるな』と笑ったきがした。


「ならばその罪をこの領地に益を運ぶ風として償ってもらいましょう。貴方達二人を新たな竜馬車として任命します。…きっとその場所で、貴方達二人は愛する『風』に出会えるでしょう」


そう、最後の言葉だけ二人にだけ聞こえるようにアインが囁けば。困ったように不器用な笑みを浮かべるオランジェ、満足そうにとびきり優しく微笑むリーラ。二人の脳裏に愛しい主の笑顔が蘇り、そしてすぐ様その視界が溢れ出した透明な雫で歪んだ。そんな二人の肩をアインはそっと一回ずつ叩き、そして笑った。


そして少年となった二人が愛する主の元へ還り主の心を射止めた同僚に火花を散らし、自分達を反逆者として処刑するのではなく命を救い主にも巡り合わせてくれたアインに二人の少年騎士が忠誠を誓うのはまた別の話。

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