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もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~(旧題:Iris Revolution Online)  作者: 紀美野ねこ
以芸会友

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第615話 地下室の魔物

「準備オッケー?」


「はぃ」「ワフ!」「任せてくれ」


 夜。今日は島も雨模様。なんだけど、しっかりバフを考えた夕飯、ビーフカレーを食べてから城へとやってきた。

 今日は城の西側から続く地下の探索。

 正直、気は進まないんだけど、昨日見つけたメモにあった、モンスターを使った魔石の養殖(セス命名)現場を確認しないと……


「では、見てきます」


「お願いします」


 城の西側地下もまだ家の範囲内ってことで、シルキーであるセラさんに偵察に行ってもらう。

 その間に俺は精霊の加護をかけ、光の精霊のあかりを出す。他のメンバーはミオンに神聖魔法の加護を掛けてもらって万全の状態に。


「お待たせしました。酷い有様でしたが、魔物はいませんでした。ですが、外へと繋がっている檻のようなものが壊されていましたので、ご注意を」


「なるほど。ありがとうございます」


 敵が居るんじゃ無いかって予想はしてたけど、外に出ちゃってる可能性も出てきたのか……


「じゃ、開けます」


 皆が頷いたのを確認し、いつものやり取りで魔導扉を開ける。

 細い通路を進んだ先に見えたのは……


「うわ、なんだこれ……」


 多分、魔導安全柵だったであろう物が、完全にひしゃげ、壊された状態であちこちに転がっている。

 よくわからないぶっといガラス(?)の破片が散らばっていたりと、モンスターを飼育してた痕跡が。

 多分、まっすぐ続く通路に左右に2部屋ぐらいあったのかな? 壊れた柵が道を塞いでいて、もはや意味をなしてないけど。


「これって、奥の方に見える通路の先が外なんだっけ?」


「はい。まっすぐ進み、左へ曲がったのち、外へと繋がっていました。そこにも柵があったようですが……」


 そっちも壊されてたと。

 やっぱり、養殖してたモンスター、それも厄災の生き残りが外へ出ちゃったってことだよな。


「戻ってくるでしょうか?」


「どうだろ。今日みたいな雨の日はヤバいかも?」


 そう答えるとミオンが怖くなったのか、背中へとピッタリ張り付いた。

 いや、怖がらせるつもりはなかったんだけど……


「二人はここにいてくれ。私がセラと見てこよう」


「あー……、すいません。お願いします」


 飛べるエルさんに、瞬間移動できるセラさんなら、向こうへ行けるんだよな。

 何かあるようなら、ギルド通話で連絡してもらってすぐに引いてもらうってことで、奥の通路の先まで確認をお願いする。


「あ、あかり必要ですよね?」


「それは私が」


 セラさんがそう言うと、いつの間にか魔導常夜灯のような物を手に持っていた。シルキーの特殊能力で再現してるらしい。


「気をつけてくださいね」


 ミオンの言葉に頷き、スッと浮かびあがって先へと進む二人。

 待ってるだけもなんだし、この柵を片付けたいところだけど、


「すごいな。この太さの魔導鋼を曲げるって……」


「ショウ君。あまり触ると天井が」


「うっ、確かに」


 床と天井を繋いでいた柵が引き倒されてるせいで、地面も天井も抉れてる箇所があちこちに。

 強度がどうなってるか意識してみてみると、ミオンが言ったように天井部分がオレンジでやばそう。

 これもう埋めちゃった方が安全だろうな……


「あっ」


 エルさんとセラさんが戻ってくるのが見えて一安心。


「出た先は森の中だ。おそらくは以前、迂回したあたりだろう」


「なるほど」


 あの時はハイエナがいたから迂回したけど、それ以外もいるなら厄介だよな。

 ああ、そうか。エリアボスがいるって考えると、ここから逃げたモンスターって可能性が高そう……


「どうしますか?」


「いったん戻って、外から森の方へ行こうか」


 ここから行けないなら、外から回るしかない。

 これから先のことも考えると、今日、決着をつけておきたいところだけど……


「それなら戦力を増やした方がいい。エメラルディア様を呼ぶべきだ」


「うーん……」


 過剰戦力っぽいけど、相手がやばそうなのを考えると妥当なんだよな。

 時間は午後9時を回ったところ。


「モンスターがたくさんいるかもです。シャル君やアトちゃんたちも呼びましょう」


「おっけ。そうしようか」


 ハイエナたちもいたし、全員呼んだ方がいいか。

 あ、でも、


「白竜姫様どうしよう?」


「お任せください。私は外に出られませんので」


 とセラさん。エルさんもそれでいいとのこと。

 そうと決まれば急がないとだ。


「じゃ、さくっと戻って15分で準備で!」


「はぃ!」「ワフ!」「了解だ」


 ………

 ……

 …


 一つ幸先いいのは、雨が止んでくれたこと。

 曇り空ではあるけど、濡れるよりはよっぽどいい。


「ニャ!」「「「ニャ!」」」


 城の中庭で俺とルピの前に整列するシャルたち。

 そして、隣のミオンとエルさん、エメラルディアさんの前には、


「ゥゥ」「「「ゥゥ」」」


 アトたちが整列している。

 総勢27名でアライアンスを組んだ。


【ティル・ナ・ノーグ】

☆ショウのパーティ

 ショウ、ルピ、ロイ、ラズ、リゲル

・元銀猫騎士団

 シャル、ケット・シーたち(8名)

・ミオンのパーティ

 ミオン、レダ、エル、エメラルディア

・森の娘たち

 アト、ギリー・ドゥーたち(8名)


 戻った時にスウィーにも説明。

 白竜姫様が残るのもあって、お留守番をお願いした。ちょっと不満そうだったけど、そこはおやつで懐柔で。


「オッケーかな?」


「はぃ」


「じゃ、1時間ぐらいかな。無理はしないようにね」


 エリアボスの敵がいるとして、この島のラスボスな気がしてるんだよな。

 エメラルディアさんがドラゴンに戻るようなことがなければいいんだけど……



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― 新着の感想 ―
現時点での最高戦力で挑むボス戦、感じだな
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