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ダンジョン日記  作者: 亜坂コウ
一章
54/56

幕間:スタンピード

それは前触れもなく始まった。

太陽が中天に昇ったを境に世界各地のダンジョンからモンスターがあふれ出し暴れ始めたのだ。

最初に迎えたロシア極東部では訳も分からないままモンスターに蹂躙された。

それは中国、日本でも似たような感じだった。

やがて情報が伝わり都市部でもモンスターがあふれる事態に各国は軍を派遣し始める。

だが、出現したダンジョンの数は多くそれらすべてをカバーできる人員を各国は保有していなかった。

それによって人口が少ない地域は放置されてしまい多くの農村部で壊滅的な被害がでてしまった。

これを受けて各国でダンジョンで活動をしていた個人がモンスターの対処に乗り出してモンスターに占領された領域の開放を行っていった。

そうしてモンスターに奪われた領域をほぼ解放した日。

モンスターがあふれて一週間が経ったその日にこの世界に住むすべての生命体は名状しがたい何かの意志を叩きつけられた。



わたしはこのせかいのあらたなるあるじである


わたしはつよくあることをもとめる


わたしはかしこくあることをもとめる


わたしはすすみつづけることをもとめる


わたしはよわいものをゆるさない


わたしはおろかものをゆるさない


わたしはていたいをゆるさない


わたしはしれんをあたえつづける


きみたちはしゅとしてのしんかをはたせ


これはこのせかいにすむもののぎむである


わたしはいつでもしれんのさきにいる


わたしのまえにたつもののみけんりをこうしできるだろう


さあすすめ



『主の恩寵を受けました』


その意思をうけて心が弱いものは発狂した。

体が弱いものは体中に次々と黒い斑点が出て苦しむようになった。

世界は再び混乱しそして転換期を迎えることとなる。

もうちょっとしたら再開します。

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