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ダンジョン日記  作者: 亜坂コウ
一章
51/56

51

四月十六日 晴れ

xx山で駒うち。

夕方からダンジョン。

B8を探索。

マッピングを進めた。


四月十七日 晴れ

xx山で駒うち。

夕方からダンジョン。

B8を探索。

今日は別の場所で宝箱を発見した。

降りてきてすぐだったのでそのまま開錠。

一時間をきってきた。

鍵開けもだいぶん上達してきた。

中身はチャクラムというのだろうか刃が付いた輪っかみたいなのが三つあった。

なんとなく使い方は分かるけど使うかと言われたら使わないな。

とりあえず回収して探索を継続。

だんだん広くなってきているからマッピングも大変になってきた。

とはいえ半分はいったんじゃないかな。

戻って回収した奴を棚に並べていた時、結局装備もせずに放置していた片眼鏡のことを思い出したので着けてみた。

どうやら物品鑑定ができるらしい。

液体系はやっぱりポーションで間違いなかった。

それと水晶もスキルオーブらしい。

ただ、分かったのは名前というか種類だけで、スキルオーブは何のスキルか分からないし使い方も分からない。

よく考えれば浅い階層で出た物だしこんなものなのかもしれない。

ちょっと落胆はしたが、探索が進めばこれ以上のアイテムも得ることができるだろう。


四月十八日 晴れ

なば採り。

人夫衆は駒うち。

三時になば採りが終わって乾燥機に入れた。

夕方からダンジョン。

B8を探索

今日は片眼鏡を着けて探索してみた。

ゴブリンはやっぱりゴブリン族としか出なかった。

狼はウルフ族という表示だった。

しばらく着けていたが邪魔に感じたので結局外した。


四月十九日 晴れ→曇り

xx山で駒うち。

夕方からダンジョン。

B8を探索。

マッピングを進めた。


四月二十日 曇り→雨

xx山で駒うち。

夕方からダンジョン。

B8を探索。

マッピングも八割方終わったと思う。

夜から雨が降り出した。

明日の朝には上がっていればいいけど。


四月二十一日 晴れ

なば採り。

人夫衆は駒うち。

三時まで採って乾燥機に入れた。

夕方からダンジョン。

B8を探索。

マッピングももうすぐ終わりそう。

帰る前にB9を覗いてみた。

出てきたのは狼に騎乗したゴブリンたち。

狼というかウルフ?は大型犬よりも一回りデカくなっていてゴブリンたちはパイクと簡素だが金属製の鎧兜を装備していた。

五騎が隊列を組んで突っ込んできた。

通路一杯に広がって突っ込んでくる上にかなり早いので避けるのが困難だ。

おまけにウルフを倒してもゴブリンを倒しても残った方は元気なので数が減った気がしない。

階段まで撤退しながら戦い、階段の狭さを利用して一騎ずつ倒していった。

正直ここまで順調だったので油断していた。

あのパイクを活かした突撃は本当に厄介だ。

猛烈に盾が欲しい。


四月二十二日 晴れ

朝からダンジョンに入った。

今日はB4でジェネラルを倒した。

今日の武器はメイス。

宝箱は青いポーション。

盾が欲しかったがそう都合よく出ない。

B8で戦闘を重ねたがB9の敵とはレベルが違う。

B4のときもそうだったけどいきなり敵の強さが上がって対応できない。

この階層は攻略に時間がかかりそうだ。

夕方には切り上げて身だしなみを整えた後トレブルに電話。

ヒナタさんを長めの時間で入った。

今日は四回戦。

もっとできそうだったけどヒナタさんが無理そうだったので残りの時間は話して過ごした。

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