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ダンジョン日記  作者: 亜坂コウ
一章
48/56

48

三月二十六日 晴れ

なば採り。

朝バーナーに薪を入れていたらダンジョンからゴブリンが出てきて堀に落ちた。

渡しの板をちゃんと片付けていたおかげだけど、後片付けのことを考えると面倒だ。

今朝も気温は高めなのでなばが開いていた。

夕方まで一緒になば採り。

夕方から乾燥機入れ。

一回目を入れたタイミングでダンジョンの掃除。

夜中に差し替え。


三月二十七日 晴れ

なば採り。

昨日風が強く吹いたおかげでだいぶん表面が乾いていた。

今日も風が強かったので明日にはそれなりの品が採れそう。

ほとんど香信だけどこれはこれで需要があるから大丈夫。

今日は三時から乾燥機入れ。

一回目を入れた後でダンジョンの掃除。

夜中に差し替え。


三月二十八日 晴れ

なば採り。

昨日、一昨日でなばが乾いた。

その分開くのも遅くなったおかげでいい品になりそう。

昼から乾燥機入れ。

八時に終了。

ダンジョンの掃除。


三月二十九日 曇り→晴れ

なば採り。

明日は冷える予報なので今日は若めに採って回った。

昼から乾燥機入れ。

七時に終了。

ダンジョンの掃除。


三月三十日 晴れ

ビニールはぎ。

人夫衆には駒うちに行ってもらった。

かけっぱなしになっていたビニールをはいで回った。

もっと早くにはぎたかったけどちょうど暖かい気候とかぶってしまった。

木もかなり乾いてしまっているから藤子にはきたいできないかもしれない。

夕方からはダンジョンに入った。

B7で戦闘。

鈍った感覚を鍛えなおすような感覚だった。

飛び道具への対処が甘くなっている気がする。

しっかり避けるか弾くように心がけて戦った。


三月三十一日 曇り→晴れ

なば採り。

今日は昨日にもまして冷え込んだ。

季節外れの寒波が流れ込んでいるらしい。

榾場を見た感じなば採りは明日でも良さそうな感じだったので、人夫衆は休みをあげることにした。

俺は一人で抜き取り。

昼からはゆっくりした。

明日からはもう四月だ。

一年があっという間に過ぎていく。

今年は玉切りはほぼ終わっているけど駒うちがあまり進んでいない。

そろそろなばも落ち着いてきたけどゴールデンウィークまでに終わるだろうか。


四月一日 晴れ

なば採り。

今日も冷え込んでなばがガチガチに凍っていた。

三時から乾燥機入れ。

六時に終了。

夕方からはダンジョン。

B7で戦闘。

敵自体は簡単に倒せるようになったけど弓や、石などへの対処がまだ甘い。

次の階層には魔法を使ってきそうな見た目の奴が混じっていた。

どんな攻撃をしてくるにしても離れたところから攻撃してくるはずなので、もうちょっとしっかり対応できるようになりたいところだ。

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