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ダンジョン日記  作者: 亜坂コウ
一章
35/56

35

十二月二十四日 晴れ

なば採り。

市場は二十九日までなので夕方からはパック詰めをした。

ダンジョンのことも気になるけど、仕事納めまではとりあえずおいておこう。


十二月二十五日 晴れ

なば採り。生出荷。

ダンジョンは一階だけ。


十二月二十六日 雨

なば採り。生出荷。

一日降ったけど小雨だったからそのままパック詰めにした。

ダンジョンはなし。


十二月二十七日 晴れ

なば採り。生出荷。

ダンジョンは一階だけ。


十二月二十八日 晴れ

なば採り。生出荷。

出荷は今日で終わり。

夕方から久しぶりに奥まで降りた。

真っ直ぐボス部屋に向かいのぞいてみたら部屋の真ん中に魔法陣があった。

たしかボスを倒した後に消えているはずなのでまたボスを倒さないといけないかもしれない。

今日はボス戦をやれるような気分ではなかったのでB4の敵を掃討して帰った。


十二月二十九日 晴れ→曇り

今日は大掃除にあてた。

家の窓やキッチン、トイレ、風呂場など普段掃除が行き届いていないところを重点的に掃除した。

三時ごろからは仕事場の片づけ。

ここ何年か使ってなかった運搬車や壊れて放置してあった備品などをダンジョンに放り込んでおいた。

産廃扱いになるようなものも多かったのでそれらが無くなって仕事場がだいぶんスッキリした。

夕方は正月飾りを買ってきて色んな所に飾った。

明日は朝からダンジョンに入ってみよう。


十二月三十日 曇り

朝からダンジョン。

まずはボス部屋に直行した。

すぐに扉を開いて中に入る。

するとやっぱり魔法陣が光りだしたのですぐに鉄杖を構えて突っ込んだ。

召喚されたばかりで咆哮をあげようとしていたジェネラルに鉄杖を突き出す。

慌てたようによけられたが仲間の召喚はキャンセルできた。

そこからは一対一の勝負。

今回は大剣装備のジェネラル。

重装備なうえに大剣を盾代わりに使われたりしたので倒すのにかなり時間がかかった。

今日も宝箱が出た。

開けると出てきたのは細い木の棒で柄の付け根には赤い玉が付いている。

魔法使いが持ってそうな杖だ。

やっぱり魔法はあるんだろうか?

習得出来ていても使い方が分からないとかありそう。

やっぱり鑑定がほしいな。

今の自分のステータスを知りたい。

とりあえずこの杖も飾っておくことにしよう。

ボス戦を終えたら三時を過ぎていたのでそのまま切り上げた。

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