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第7章 黒騎士、赤ローブ、愛帝国心を捨てて。

一人の騎士がやって来た。


「増援部隊が到着しました。?その子は、、、」


「あぁ、この愚か者か、、、無力は反乱者だ。尋問の後処刑する。」


「そ、そうでございますか、、、」


帝国の騎士までもが引いている。


「はぁー、、この愚か者に聞くことはないため、本日正午をもって処刑するとしよう。」


レイの処刑が早まってしまった。そしておじさんは泣き崩れている。


「連れて行け!!」


レイが連れて行かれた。




お昼頃に広場への招集がかかった。レイの処刑のことだろう。


「おじいさん、おばさん、レイの最後を看取ってやりましょう。」


おじさんとおばさんは悲しんでいたが


「そうだな、行くかアリシア、、、」


そういって広場に行った。


広場に行くと沢山の人が集まっていたそしてレイが棒に巻き付けられていた。しばらくするとゲイレールが現れた


「親愛なる帝国国民諸君、聞いてくれ、この愚か者は帝国に対し反逆を行った。そのため今より処刑を行う。帝国の力を目に焼き付けよ、そして帝国に忠を尽くせ。」


そしてゲイレールは剣を抜いた。すると黒いスマートな鎧の騎士が現れ


「待てぇぇぇい!!」


と大声を上げた。


「貴様は、、、、」


ゲイレールは驚いたようだった


「私は帝国中央騎士団『セブンスターズ』の一人、グレーテン・G・メイソンだ!待たせたな!」


「セブンスターズだと!?貴様は愛帝国者じゃなかったのか!」


「あぁ、帝国を愛していた、、、しかぁぁし!親を子供の前で殺したり、石を子供に投げられただけで子供を処刑する帝国は、俺が愛した帝国じゃない!その子を解放しろ!ケダモノめ!」


俺はこの隙にレイを開放しようとレイのところに走った。しかし騎士に止められてしまった。


「レイを返せぇぇぇっ!!」


騎士に頭突きをしてやった。


「貴様も愚か者かぁぁ!!」


騎士が剣を抜いた。


「これを使え!!」


俺の足元に短剣が転がってきた。ありがたかった。これで戦える。


「うぉぉぉぉ!!」


騎士が切りかかってきたが避け、鎧の隙間を刺した。


「うはぁぁっ!!」


一人倒した。そして剣を奪いレイのもとへ。


「助けに来てくれたの!?」


レイが涙を流しながら言った。


「あぁ、もちろんだ!お前を助けにきた!」


レイを開放した。


「貴様らよくもっ!!愛帝国心が無いやつらは死あるのみだぁぁっ!!」


ゲイレールは黒い騎士に襲い掛かった。


「遅いっ!遅すぎるっ!貴様!訓練を怠ったな!貴様は本当に『愛帝国者』かぁぁっ!!」


黒い騎士も応戦する。


「増援部隊をよこせぇぇっ!!」


ゲイレールが叫んだが


「悪かったなぁ!増援は俺たちだよ!」


「なにっ!?」


緑の騎士たちが現れ、帝国の騎士を囲む。俺は戦っている隙に街の外へ逃げようとした。しかし新手の騎士に阻まれる。


「ちくしょう!」


でも俺は走り続けた。帝国の騎士たちが切りかかってきたが


「パシュッッ!!」


矢が飛んできて騎士たちを射抜いた。矢が飛んできた方向を見るとグットサインをした赤いローブを着た人たちがいた。そして


「我々は反乱軍だ!敵ではない!街の外に共和国の騎士たちがいる!そこまで援護する!グットラック!」


そう言った。俺は走り続けた。レイを抱きかかえながら。


「うぉぉっっっつ!!」

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