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聞こえない音  作者: につき()
8/14

日が暮れて

雲はまだ

空のなかで

青かったころ


風はまだ

雲のなかで

眠っていた


そんな空が

冬の川に

映っていた日


晴れていたから

寒くて仕方なくて

落ち葉が震えていた


橋の上には

雪が閉じ込められて

ひっそりとしていた


誰もいないから

諦めに

さようならをした


そろりそろりと

愚かな足取りで

帰った


日が暮れて

何もかもが

見えなくなってしまう前に



ff

鮮やかでなくても明るさはある。冬には冬の光がある。


音楽を聴きながら書く。雰囲気とはまだ色づかないメタファーだから。




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