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魔王は正義か悪か  作者: アンベル
第2章 トルテ編 盗賊の支配する村
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第27話 番外編 カンナ編 その2

あれ?前回のが前編だったはずなのに、いつのまにかその1になってる?気のせいではありませんか…?(汗)

すみません、2話でカンナ編が完結しなかったので3話になりました。

多分今日か明日には更新します。できたらですが…。

 朝食を終えたカンナとエバは訓練場に向かう。


「異世界から来た勇者は強い技能(スキル)を持っていることが多いと聞く。勇者様はどのような技能(スキル)を持っておられるのですか?」


 カンナは、一瞬教えても大丈夫だろうか、と悩むが、味方なのだから構わないだろうと教えることにした。


「えっと…。究極技能(アルティメットスキル)っていうのが2つあって…。『正々堂々(パワーキャンセラー)』っていうのと、『剣之極意(ソードマスター)』っていうのがあるみたいです。それで効果は…。」

「いえ、大体わかったので結構です。『剣之極意(ソードマスター)』という技能(スキル)は以前に見たことがありますが、『正々堂々(パワーキャンセラー)』という技能(スキル)は初めてですね。今も発動しているようですが、解除することはできるのですか?」


正々堂々(パワーキャンセラー)』とは、ルビを見ればわかる通り、周囲では技能(スキル)や魔法を使えなくするというものだった。しかし、既に発動しているものについては効果をなくすことは出来ない。

 カンナは、エバが宮廷専属魔導師ということで、能力がわかったのだろうと、納得する。

 一体何の魔法を使おうとして気づいたのか、ということまではカンナは頭が回らなかった。


「あ。はい。解除できますよ?解除した方がいいですか?」

「いや、今は別に大丈夫です。ただ確認しただけですから。」


 訓練場に着いたカンナたちは、王国の騎士たちに混じって訓練に参加する(エバは見ているだけだが)。

 初めて剣を持ったはずなのに、剣が非常に手に馴染んだ気がした。

 まずは、軽く剣を素振りする。初めは、少しぎこちないが、10回ほど素振りをすると力が抜けてきて、自分でもスムーズに振れていることがよくわかる。


 だんだん、周りの視線が集まり始め、騎士たちがざわつき始める。「おいおい、まじかよ…。」「これが勇者の実力か…。」「お前もう抜かれてるんじゃね?」「いや、お前だって…。」と様々な声が聞こえてきた。


 その後は、騎士たちにと一緒に対人訓練をすることになる。何故か、相手が剣を振ってきたときにどう対応すればいいのかが不思議とわかった。これが究極技能(アルティメットスキル)の力なのだろうか…?


 結局、騎士と3戦し、全勝した。もうヘトヘトだ…。今日は疲れたので、午前中で訓練を切り上げさせてもらった。

 騎士団長によると、想定よりも上手く、体力も保ったほうらしい。新人の騎士だと1時間も保たない人もいるのだとか。女子になんて訓練させてるんだ…。勇者なら男女関係ないとでもいうのか…。

 そういえば、途中でエバさんが訓練場からいなくなっていた。何か用事でもあったのだろうか…?


 訓練場から出ると、そこにはビクトルさんが待機していた。


「勇者様、お疲れ様です。初日にも関わらず、この時間まで訓練に参加できるとはさすがでございます。」

「えっと…。ビクトルさんはいつからここに…?」

「つい先程着いたばかりです。そろそろ訓練が終わりそうな予感がしたので。」

「予感って…。」

「執事ですから。」


どうやら、この世界の執事は相当な人外のようだ。

ちなみに、剣之極意(ソードマスター)は、剣術をレベル10にすると、ごく稀に変化する究極技能(アルティメットスキル)です。

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