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魔王は正義か悪か  作者: アンベル
第2章 トルテ編 盗賊の支配する村
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第18話 魔法陣を完成させよう!

祝累計1000PV(アクセス)突破!

ようやく1000PV突破です!これからもよろしくお願いします!


今年最後の投稿です。

固有(ユニーク)技能(スキル)特殊(スペシャル)技能(スキル)に変更しました。

同じ固有(ユニーク)技能(スキル)を持っている人が複数人出そうだったからです。

来年もよろしくお願いします。

「おい、盛り上がっているところ悪いんだが」


 ギドが話しかけてきた。いつのまにか机の上にお茶が用意されている。ちなみに、緑茶ではなく紅茶だ。


「とりあえず、これからどうするかについて話さなけりゃいけないだろ。」

「あぁ、俺は旅の途中だから、ここに長居するわけにもいかないからな。」


 俺は、紅茶に口をつける。今までに嗅いだことのない香りだが、それなりに美味しい。よく考えてみると、毒か何かに気をつけた方がよかったのかもしれないが、まぁなにも入ってなかったんだし、よしとしよう。


「キーン、転移魔法の調子はどんな感じだ?」

「う〜ん…。ほとんど魔導書の内容を流用できるから多分大丈夫だと思うけど、事故しちゃうといけないからもう少し時間が欲しいかな?」


 ん…?転移魔法…?そんな便利なのあるのかよ…?なら、トルテは何のために逃げていたんだ…?


 俺の心の声を読んだのか(多分顔に出てた)、キーンが説明する。


「えっとね…。お姉ちゃんが、逃亡のために村を出て行ってから、なんか役に立つ魔法ないかな〜ってお父さんの本棚を探してみたんだ♪そうしたら、見つかったんだよ♪」

「キーン、ちょっと待ってくれ!私たちはこの村から脱出するのか⁉︎」

「うん…。僕たちに何かあったら、お父さんに顔向けできないからって村の人たちが…。」

「それじゃあ、この村はどうなる⁉︎父上も浮かばれないだろ!」


 キーンは言葉に詰まる…。キーンも自分たちだけが安全なところに脱出するということに不満がない訳ではないのだろう…。

 そこで、ギドが口を開く。


「お前が村に残って何ができる?村で一番の強者であったキルドでさえ、盗賊を倒すことはできなかった。お前もキルドと、お前の父親と同じように死のうというのか?」

「……。くっ……。」


 トルテは部屋を飛び出して行く。キーンはそれを追いかけようとするが、ギドはそれを止めた。


「あいつなら大丈夫だ。そうそう無茶はするまい。それよりも、転移魔法の調整を早く頼む。」

「わかったよ…。」

「それなら、儂も手伝えるかもしれんのぅ。」

「えっ…!ゴブパール!お前、転移魔法もわかるのか⁉︎」

「はぁ…。ご主人様(マスター)…。儂は賢者じゃぞ…。忘れてるのではないか…?」

 

 あ…。そうか、コイツ一応賢者か!なんかものすごく残念感あるし、大して役に立ってないから、一応がつくけど。あれ、そういえばコイツ命の恩人だったような…?気のせいか。


「う〜ん…。それじゃあ、こっち来て。」


 俺たちは、キーンの後について隣の部屋に入っていく。その部屋には、壁一面に本棚が置かれており、そこに本が敷き詰められている。キーンは、その部屋の1つの本棚の前で立ち止まり、一冊の本を奥に押し込んだ。すると、ゴゴゴゴ…と音がして、本棚が動く。その先には地下へと続く通路があった。


「ふふふ♪驚いた?」


『驚いた?』じゃねーよ!一体どうなってんだよ!普通こんな部屋ねーだろ!異世界ではこれが普通なのか?って思ったけど、隣でゴブパールも驚いているな…。


「ここの本を全部読んでいる途中で見つけたんだ☆面白いでしょ?こっちだよ♪」


 地下通路を降りていくと、扉にたどり着いた。中に入ると、床に魔法陣が書いてある部屋にたどり着いた。床に書かれた魔法陣は異世界召喚時に見たものによく似ているが、それより大分簡単な感じだ。この部屋にも本棚があり、そこには何冊も本が入っている。ところで、その本のタイトルが『死霊魔法について』や『暗黒魔法のススメ』とかなんだけど、大丈夫なのでしょうか…?


「あっ…。ここに置いてある本は多分禁書だから、誰にも言わないでね?」


 禁書…。やっぱりそうなのか…。声は明るいが、キーンの顔が真面目なのが妙に怖い。


「それでここなんだけど…」

「ふむ、なかなかにいい出来じゃな。ここはの…」


 キーンとゴブパールがなんか専門的な話を始める。時々、マナとかコアとか知っている単語が出てくるが、基本的にはちんぷんかんぷんだ。


 ゴブパールに、作業のついでに色々なことを聞いてみたところ、魔法はスキルで持っていなかったとしても、魔法陣に詠唱をすることによって発動することができるようだ。その場合の効果(威力)は、魔法陣と使用者の魔力、使用したMPに依存するとのこと。

 一応、魔法が発動する仕組みそのものについても聞いてみたが、初めの前置き段階で意味不明だったため、それ以上聞くのはやめておいた。

 本来、魔法が発動する仕組み、魔法の真髄については何十年も魔法について研究をしなければたどり着くことは出来ないとのこと。しかし、キーンは魔法の真髄をなんとなく、感覚でに過ぎないが掴みかけているとのことだった。キーンおそるべし…。


 彼らの作業は一晩中続いた…。


究極(アルティメット)技能スキル一致団結(チームワーク)」の効果でキーンの能力の一部を獲得しました。】


ご主人様(マスター)ご主人様(マスター)!朝じゃぞ!起きるのじゃ!」

「ん…。もう朝か…。」


 床を見ると、すでに魔法陣が出来上がったようで、軽く光り輝いている。これに魔力をこめることによって発動するそうだ。キーンは一晩中の作業で疲れてしまったのか、椅子に座って寝ている。


起きてから少しすると、ギドが駆け込んで来た。


「おい!魔法陣が出来上がったなら、今すぐここを脱出する準備をしろ!俺は今から盗賊の元へ行ってくる!」

ギドのステータスを既に決めていた設定から考えてみたら、盗賊を一人で全滅させることが出来そうな強さになってしまいました…。

まぁ、ゲームの序盤にもよく「コイツ絶対主人公なしでもボス倒せただろ!」的なキャラを見かけますし、なんとかセーフですよね…?

ちなみに、ギドは特殊(スペシャル)技能(スキル)を1つ持っています。

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