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300文字小説

添い寝代行

作者: 林 秀明

目が覚めて、見知らぬ女がいた。

昨夜雷雨が鳴り響き、雨戸が外れてしまうかと思うくらいの風が吹いていた。


そんな状況の中、日本酒片手に一人自宅飲みに興じていたので、自分が思い出す限りは「女」という単語を交える要素が一つもなかった。

まがいにも自分は卑猥な宅配サービスを利用した事が一度もない。


もちろん女は衣服を着ている。着衣も乱れていない。


考えても仕方なく、酔いを醒まそうとキッチンへ向かったら名刺が1枚置いてあった。


「添い寝代行サービスセンター」


自分の頭が冷や水をかけられたように冴えてきた。夜雷が怖く、一人で寝れなかったので、添い寝代行をお願いしたのだ。


納得して寝室へ戻る。

女がおばちゃんであったのも妙に納得できた。

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