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異次元でラブコメと戦闘ですよ!

クエスチョン。

ラブコメと言ったらどんなシーンが想像付きますか?

きっと、誰もがロマンチックな恋愛、ハーレムなどを思ったのではないかと思います。

さて、その想像を元に俺、椿木拓哉と比較してみよう。

ドラマとかアニメとかの恋愛には憧れる。それは仕方が無い。

でも、父さんと母さんの間に生まれて18年間で俺は、一回も告白をしたことがない。

付け加えると、告白されたこともない。バレンタインの日にもチョコを貰ったことがない。

無論__義理チョコも。

これが、良い例の童貞という者である。

我ながら悔しいと思うこともあるのだが、それでも女の子からモテる人って本当に爆発して欲しい。

死なない程度に。

少しコーヒーを飲んでゆっくりとしていると、非常に大きい警報が鳴った。

『警戒レベル5、全部隊に通告。総員、作戦室に集合せよ。繰り返す総員、作戦室に集合せよ。』

あー、始まった。お辛いお仕事。警報レベルは5。非常に危険なレベルだ。

「全く、あと3時間はゆっくりとしていたいところだよ。」

俺は急いで、星の紋章が刻まれた純白と赤いラインの加わった制服を羽織り、その場を後にした。

◇◆◇◆

「作戦を説明する。まずは今回の敵は大して大物ではない。大物ではないだからと言って油断をしては駄目だ。まず、1から10の部隊は敵前方から仕掛けろ。11から20は横から叩け。シンプルな作戦だが、大物ではないのなら、これくらいで問題はあるまい。では、総員出撃!」

どっちが油断しているのかね。と嘲笑うように思ったのだが、分かりやすくて良い。

お気づきの方もいるだろうけれど、これは戦争だ。舐めて掛ったらそれが命取りになってしまう。

それぞれの部隊は専用機に乗り込み、敵の居る所まで出撃した。

◇◆◇◆

現在から数年前に異次元の扉が出現した。それは、<シヴァリエス>と呼ばれる怪物達の玄関の入り口であった。<シヴァリエス>はあらゆる武器、体術、魔術などによる正に次元を超越した技で世界を侵略していった。

だが、怪物達がある程度侵略した頃に、ある組織がそれを駆逐した。

それが俺達の所属するエグジットキャンバスと呼ばれる支部だった。

それから、謎ではあるが、<シヴァリエス>の力を操れる者が続出した。

それらの人物は此処の支部に入れられる。

もちろん、俺も同じだ。

ただ、この<シヴァリエス>という名は、喋れる怪物が放った言葉である。それから、あの異次元の扉から現れる怪物達を<シヴァリエス>と呼ぶようになったのが歴史だ。


さて、この話は追々と話すとしよう。

今は、やりたくもないお仕事だ。

さっさと終わらせて、俺は自室でギャルゲーをやる予定なのだから!

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