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フラストレーション

作者: 玲臘

え〜この小説はなんとなく私のおもいつきです。説明も書きようがないのでご了承下さい。

「はぁ〜。」


「おい。」


「はぁぁぁ〜〜。」


「おいってば。」


「…溜まった。」

「…は?」

「オレは欲求不満だ〜〜!!!」


ドコッ!!!


「いってぇ〜!」

「鷹野、授業中に訳の分からん事叫ぶな!」

「………すいません。」


「災難だったな、鷹野。 まったく、さっきから呼んでるのに無視しやがって。」

「なんだよ高畑、オレを呼んでたのか?」

「はぁ、もういいよ。まぁこれからは熊谷(くまや)センセーに注意されないように気をつけろよ。」

「うぃっす。」


え〜自己紹介が遅れました。オレの名前は鷹野透也(たかのしゅうや)。ピチピチ(死語)の16歳だ。んで、さっきオレに話しかけてた奴は高畑雅哉(たかはたまさや)。同じく16歳。笑った時にチラッとみせる白い歯が印象的だ。 アイツとは小学校からのつきあいで、いわゆる親友ってヤツだ。

おっと大切な事忘れてた。さっき叫んだ通りオレは欲求不満だ。なぜかっていうと………

「じゃあこの問題を鷹野、お前やれ。」

チッ、熊谷のご指名だ。少し待っててくれ、パパっと終わらせるからな!


「フン、こんなの簡単さ。………えーと、高畑、答え何?」

「…は?オレが知るかよ。お前オレが英語苦手なの知ってんだろ?」

「………あいむそーりー。」


あぁ、どうしよう。大見栄きったのに大恥だ〜。

「鷹野君、そこの答えは過去分詞形よ。」

「えっ? マジ!? サンキュー春日井さん。」


ふー助かった。


「ねぇ、鷹野君。ちょっと聞いていい?」

「はいはい。毎度ご利用ありがとう御座います。こちら鷹野相談窓口です。えーどういったご用件でしょうか?」

「…えっとね。なんで欲求不満なの?」

「…知りたい?」

「うん。」

「走って無いから。」

「…え?」

「うぉぉおおお!!オレ行く!どこまでも走り抜けてやるぜ〜。まずは地球を縦に一周だぁぁ〜! 最終目的地はイスカンダル!まってろよ戦艦ヤマト〜!!うははははは〜。」

とても実現出来そうもないことを叫びながらオレは走る。

「あ〜ばよ〜とっつぁ〜ん。」


「……ねぇ高畑君。走ってっちゃったけどいいの?」

「大丈夫。アイツ体力ねーからどっかでブッ倒れてるだろうからあとで探しに行くさ。」

「…そういう問題じゃない気がするけど……だ…大丈夫かなぁ。」


「オイ高畑。後でアイツに職員室こいって伝えとけ。ついでに明日の朝日は拝ませないともな。」

「らじゃ♪」


今日も一日平和です。

すいません。とくにありませんですハイ。

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