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店員事情を知る
「あのー、ぽん丸がここの猫だったって本当ですか?」
「ええ、この写真よりも小さい子猫だった時にね」
「という事は、ぽん丸はここにいたのか」
「意外と近くにいるのかもな、ぽん丸の前の飼い主」
「前の飼い主って、どういう事?」
「ええっとですね」
亜子は女性店員にぽん丸の事を話すのだった。
「は? 捨てた? この子を?」
「お、おおう」
「これは、何と言うか」
話を終えると女性店員の顔はどこか怒りに燃えていると感じた亜子と梓美だった。
今日、一瞬だけゲリラ豪雨が来たがすぐにやんで太陽が出たら、滅茶苦茶蒸し暑い。
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