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あの日の真実 13
「これは」
城の入口に辿り着いたリゼはその惨状に息を呑む。
城のあちこちに兵士達が倒れていて。
壁にも兵士達が埋もれていた。
「ソウガ君!?」
リゼはソウガがシャロと対峙しているのを目にする。
「ぐう、さすがに、魔王相手じゃ、無理が、あったか・・・」
「ソウガ君!!」
倒れたソウガにリゼは駆け寄る。
「遅かったか」
「これは、思ったよりもとんでもない状況のようだ」
リゼより少し遅れて到着したドラギオスとガリウスもその惨状にどうすべきかを考えるのだった。
おはようございます、「略奪愛とある事が同じだと気づいてしまった、というお話」という短編を投稿しました。
良ければどうぞ。
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