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砲丸投げクラブ 10
「監督凄くやる気ですね、もうかなりの高齢なんですから無理しないでくださいよ」
「なあに、あたしがくたばる時が来るとしたらアンタに全てを教え終えた時だよ、それが終わればあたしはもう悔いはないよ」
「いやいや、そんな宣言されても困りますよ、今後もしかしたら部員が来るかもしれないじゃないですか」
「ふむ、まあ、選手の部員が新しく入ったらあたしも監督を続けるつもりじゃ」
(これは何としても選手の部員を勧誘しないといけないな、もうじき大会だけど、終わったら考えよう)
そう心に決めて理子は大会に向けて練習を再開するのだった。
大会とは別の目的ができた理子でした。
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