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砲丸投げクラブ 7
「あー」
小春監督の言葉で理子は苦笑を浮かべる。
「確かに選手としての部員は私しかいませんね」
「そうじゃろ? なのにこのクラブが廃部になってないのはハッキリ言ってマネージャーの数が多いから何とかなってるってのが大きい」
砲丸投げクラブは六年生もいたのだが六年生は引退したため、現在残っているのは四年生の理子だけであった。
「ポスターとかを張ったりして募集をしてるのに、何故か来るのはマネージャー希望の子達なんですよね」
理子は再び苦笑を浮かべんながら言うのだった。
マネージャー希望の子達は全員理子を近くで見たいって感じでしょうね。
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