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とある賭場にて 4
「驚いたね、気づいてたのかい?」
女が驚きながら男に問う。
「ああ、何回か前くらいにその襖の奥から殺気立ったものを感じたんだよ、俺が勝ち続けているからだろうなと思っていたが、そろそろ限界みたいだな、もうとっくに大赤字になってるって感じだろ? なあ? 襖の奥に隠れているお偉いさん? 俺は半分ほど貰ってもう出て行くよ、これぐらいならいくらでも取り戻せるだろ?」
「ったく、とんでもねえ客が来たもんだな」
すると襖が開き男が出て来るのだった。
錠とサンシーターがカッコよかったのに最後に予想外な展開が、どうやって終わらせるんですかね。
本編の魔王様も今日投稿するので面白かったらブクマと評価をよろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございます。




