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裁き 4
「復讐?」
和葉の言葉にレイアは頷いて続きを話す。
「ああ、お前に復讐させてやる、こいつには恐怖を与えてから地獄に落ちてもらう、それほどの罪をこいつは犯したんだからな」
「復讐ってどうやって? 私はもう死んでいるのよ?」
「心配するな、リズ」
「はい」
「どうにかできるか?」
「問題ありません、和葉さんをこの男に復讐させる事はできます」
「だそうだが、どうする?」
「復讐できるのなら、やらせて」
「わかった」
そしてレイアは毒島を始末しようとしている霧矢に待ったを掛けるのだった。
霧矢達が毒島と会話している間、レイア達は後ろでこういう会話をしていました。
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