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幽霊と話す 9
「本当に犯人の手掛かりがわかるの?」
「ああ、リズなら記憶を見る魔法があるから、それでお前の記憶を見れば何かわかるかもしれない」
「え、あなた魔法使いなの!?」
「ええ、色々な魔法が使えますよ」
「じゃあ、ぜひお願い!! 私の記憶を見てください!!」
「決まりだな、それにしても」
レイアは和葉の身体をじっと見る。
「幽霊だから三角の頭巾に白い着物を着ていて足がないってイメージだったけど、普通に制服で三角の頭巾もなく足もちゃんとあるんだな」
「それな、私も思った」
レイアの言葉に和葉も同意するのだった。
幽霊とも気が合うレイアです。
本編の魔王様も面白ければブクマと評価をよろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございます。




